
オークスでは、ジュウリョクピエロに騎乗した今村聖奈騎手が、JRA女性騎手として初のGⅠ制覇を達成。さらに、安田記念と宝塚記念では武豊騎手が連勝を飾り、JRA・GⅠ最年長勝利記録を更新した。数々の話題に沸いた2026年上半期の競馬。そうした名勝負やビッグレースでの活躍は、現役馬たちの獲得賞金にも色濃く反映されている。そこで今回は、7月26日終了時点における現役馬の獲得賞金ランキング・トップ10を紹介する。[8/10ページ]
第3位 クロワデュノール(13億4,092万600円)
性別:牡馬
馬齢:4歳
戦績:11戦7勝 [7-2-0-2]
主な勝ち鞍:25年日本ダービー(G1)、26年大阪杯(G1)、天皇賞・春(G1)
いまや名種牡馬として君臨するキタサンブラックの4世代目産駒として活躍中の4歳馬クロワデュノールが、現役賞金ランキングトップ3に名を連ねた。
2歳時の2024年6月に早々とデビュー勝ちを決めたクロワデュノール。休み明けの東スポ杯2歳Sを楽々突破すると、暮れのホープフルSも制して2歳王者に輝き、この年だけで1億1000万円超を獲得した。
3歳になると、ぶっつけとなった皐月賞こそミュージアムマイルの強襲にあって2着に敗れたものの、大一番の日本ダービーでは見事に巻き返して優勝。計4億1000万円超を手にした。
秋は凱旋門賞制覇を目指して渡欧し、前哨戦のプランスドランジュ賞を勝利したが、本番では14着と大敗を喫し、帰国の途に就いた。ジャパンCは万全の状態とは言えない状況での参戦となったが、ダービー馬の意地で4着に食い込み、約7500万円を獲得した。
4歳になったクロワデュノールの春は、陣営から国内専念が表明。大阪杯で復帰すると、中団からいい脚で差し切って3億円ほどを手にした。
続く天皇賞(春)でも直線早め先頭という強気の競馬を見せたが、ゴール寸前でヴェルテンベルクの強襲に冷や汗をかいたものの、ハナ差でG1・4勝目を飾って3億円超を奪取。史上初となる春古馬三冠へ夢を繋いだ。
王手をかけて臨んだ宝塚記念では、レース直前の豪雨で馬場が急変。「良」から一気に「重」へと変わり、末脚の切れ味を削がれたクロワデュノールの猛追は、メイショウタバルの前にクビ差及ばず。1億2000万円ほどの賞金加算に終わるとともに、偉業達成も持ち越しとなった。
4歳にしてすでにGⅠ4勝を誇るクロワデュノール。その才能と実績を考えれば、さらなるビッグタイトル、そして賞金ランキング上位進出への期待は尽きない。


