
オークスでは、ジュウリョクピエロに騎乗した今村聖奈騎手が、JRA女性騎手として初のGⅠ制覇を達成。さらに、安田記念と宝塚記念では武豊騎手が連勝を飾り、JRA・GⅠ最年長勝利記録を更新した。数々の話題に沸いた2026年上半期の競馬。そうした名勝負やビッグレースでの活躍は、現役馬たちの獲得賞金にも色濃く反映されている。そこで今回は、7月26日終了時点における現役馬の獲得賞金ランキング・トップ10を紹介する。[2/10ページ]
第9位 メイショウタバル(8億6,633万8,600円)
性別:牡馬
馬齢:5歳
戦績:15戦6勝 [6-1-0-8]
主な勝ち鞍:25、26年宝塚記念(G1)
三嶋牧場産の5歳馬で、タフな馬場にめっぽう強いメイショウタバルが第9位にランクインした。
ゴールドシップ産駒のメイショウタバルは、2歳時の2023年10月にデビュー。2戦ともに控える競馬から鋭い脚を使ったものの、4、5着の掲示板止まりだった。迎えた暮れの未勝利では中団待機から直線豪快に伸びて3/4馬身差で初勝利。この年は700万円ほどの賞金を稼いだ。
年明け初戦となったつばき賞では、4コーナー先頭から押し切る強気の競馬で2勝目を挙げた。続く毎日杯では重発表のタフな馬場を逃げ切って3連勝。後続に6馬身差をつける圧勝で、約4136万円を上積みした。ここからメイショウタバルは「逃げ」を持ち味とするようになる。
皐月賞は逃げて17着に大敗したものの、秋の始動戦となった神戸新聞杯では、稍重の馬場を逃げ切って重賞2勝目。5500万円ほどの賞金を上積みした。一方、続く菊花賞は16着、翌年の日経新春杯は11着と、大敗が続いた。
次の海外デビュー戦のドバイターフからは、武豊騎手とのコンビ結成。5着に踏ん張って賞金2355万円ほどを加算。鞍上も手応えを得ると、帰国初戦の宝塚記念では悠々と逃げ切ってみせ、G1初勝利とともに3億円強を手にした。
その秋はG1の2戦では着外に敗れたが、5歳初戦の大阪杯では僅差の2着に入り1億2000万円ほどを加算。続く宝塚記念では、直前の大雨でタフな馬場コンディションになったが、再び逃げ切り勝ちで連覇を果たし、約3億円を上乗せした。
ここまで15戦6勝、うち阪神競馬場では6戦5勝、2着1回。この秋は、凱旋門賞挑戦が視野に入っているとのこと。タフになればなるほど持ち味を発揮するメイショウタバルの真骨頂はここからだ。


