【ジャパンダートクラシック2026・結果】シルバーレシオがJpnⅠ初制覇! フィンガー三冠ならず、1番人気イッテラッシャイは16着

10月7日、大井競馬場で行われた第28回ジャパンダートクラシック(JpnⅠ、ダート2000m)は、横山武史騎手騎乗の2番人気シルバーレシオが優勝した。東京ダービー2着から雪辱を果たし、JpnⅠ初制覇。三冠を狙ったフィンガーは9着、1番人気のイッテラッシャイは16着に敗れた。
■シルバーレシオが差し切り勝ち

3歳ダート三冠の最終戦となるジャパンダートクラシック。今年は16頭が出走し、シルバーレシオ(牡3、栗東・野中賢二厩舎)が頂点に立った。
勝ちタイムは2分04秒0。単勝5.1倍の2番人気だった。
1馬身差の2着には、松山弘平騎手騎乗の3番人気ワンダーディーン。さらに3馬身差の3着には、吉村誠之助騎手騎乗の6番人気チェリヴェントが入った。
レース序盤は、三冠を狙うフィンガーと1番人気イッテラッシャイが前へ。激しい先行争いとなった。前半600mは34秒0、1000mは59秒1と速い流れを形成した。
シルバーレシオは1、2コーナーを14番手で通過。前半は後方で脚をためると、3コーナーから徐々にポジションを上げ、4コーナーでは7番手まで進出した。
直線では先に抜け出したワンダーディーンを追い、最後はこれを差し切って先頭でゴール。上がり3ハロンは37秒6を記録した。
他馬で最も速かったワンダーディーンの39秒0を1秒4上回る末脚で、春の雪辱を果たした。
■東京ダービー2着から雪辱

シルバーレシオは今年5月のユニコーンSで重賞初制覇。その後、東京ダービーではフィンガーに敗れて2着だった。
同じ大井ダート2000mで行われた東京ダービーでも、シルバーレシオはメンバー最速となる上がり3ハロン37秒5を記録していた。
当時は勝ち馬を捕らえ切れなかったものの、今回も持ち味である末脚を発揮。三冠最終戦でJpnⅠタイトルを手にした。
野中賢二調教師はレース後、東京ダービー時には馬房やパドックなどで普段とは異なるテンションの高さが見られたものの、今回は落ち着いていたと振り返った。
横山武史騎手は、序盤から無理にポジションを取りに行かず、馬のリズムを重視して運んだ。結果的には想定より後方からの競馬となったが、最後まで脚を残したことが勝利につながった。
父ルヴァンスレーヴ、母シルバーポジー、母父クロフネという血統。今回の勝利で通算成績は9戦4勝、重賞2勝目となった。
3着には吉村誠之助騎手騎乗のチェリヴェント(牡3、栗東・清水久詞厩舎)が入った。地方所属馬では、8番人気のサンラザール(牡3、大井・藤田輝信厩舎)が4着に入り、最先着を果たした。
■フィンガーは9着、史上初の三冠ならず
羽田盃、東京ダービーを制して三冠に挑んだフィンガー(牡3、美浦・田中博康厩舎)は、単勝8.0倍の5番人気。
坂井瑠星騎手とのコンビで先手を奪い、4コーナーも先頭で通過したが、直線では後続にかわされて9着に敗れた。三冠達成とはならなかった。
坂井騎手はレース後、「ハナを取る方針で自分の競馬はできた一方、4コーナーでは手応えが厳しくなっていた」とコメント。
■1番人気イッテラッシャイは16着

単勝2.3倍の1番人気に支持されたイッテラッシャイ(牡3、美浦・齋藤誠厩舎)は16着に敗れた。
戸崎圭太騎手を背に序盤はフィンガーに続く2番手を進んだが、向正面から徐々にポジションを下げ、直線では大きく後退した。
戸崎騎手はレース後、「向正面から苦しそうな様子があった。前半に行き過ぎた面があった」と説明した。
前走の不来方賞では6馬身差で逃げ切り、コースレコードに0秒1差まで迫る2分00秒9をマークしていたが、今回は本来の力を発揮できない結果となった。
■ジャパンダートクラシック2026 全着順
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | タイム | 着差 | 人気 | 単勝オッズ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1着 | 3 | シルバーレシオ | 横山武史 | 2:04.0 | ― | 2 | 5.1倍 |
| 2着 | 11 | ワンダーディーン | 松山弘平 | 2:04.2 | 1 | 3 | 6.0倍 |
| 3着 | 5 | チェリヴェント | 吉村誠之助 | 2:04.8 | 3 | 6 | 10.4倍 |
| 4着 | 6 | サンラザール | 矢野貴之 | 2:04.8 | アタマ | 8 | 179.9倍 |
| 5着 | 1 | パイロマンサー | ルメール | 2:04.9 | 1/2 | 4 | 6.6倍 |
| 6着 | 13 | ロックターミガン | 西村淳也 | 2:06.1 | 6 | 7 | 14.4倍 |
| 7着 | 8 | エンドレスソロウ | 本田重 | 2:06.4 | 1 1/2 | 11 | 658.0倍 |
| 8着 | 4 | アイリーズ | 野畑凌 | 2:06.8 | 2 | 15 | 893.1倍 |
| 9着 | 10 | フィンガー | 坂井瑠星 | 2:07.0 | 1 | 5 | 8.0倍 |
| 10着 | 7 | ララメテオ | 張田昂 | 2:07.2 | 1 | 13 | 720.7倍 |
| 11着 | 2 | アヤサンジョウタロ | 笹川翼 | 2:07.9 | 3 1/2 | 12 | 668.5倍 |
| 12着 | 14 | フォースメン | 山本聡哉 | 2:08.1 | 1 1/4 | 14 | 749.3倍 |
| 13着 | 16 | ロウリュ | 吉原寛人 | 2:08.5 | 2 | 10 | 433.8倍 |
| 14着 | 9 | デンテブリランテ | 藤田凌 | 2:08.5 | クビ | 16 | 999.9倍 |
| 15着 | 12 | マロンソレイユ | 望月洵輝 | 2:09.4 | 4 | 9 | 383.1倍 |
| 16着 | 15 | イッテラッシャイ | 戸崎圭太 | 2:13.5 | 大差 | 1 | 2.3倍 |
※着順・結果・オッズなどは、主催者発表と照合のうえご確認ください。
■ジャパンダートクラシック2026 払戻金
| 式別 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 3 | 510円 | 2番人気 |
| 複勝 | 3 | 160円 | 2番人気 |
| 11 | 200円 | 3番人気 | |
| 5 | 240円 | 5番人気 | |
| 枠連 | 2-6 | 1,150円 | 5番人気 |
| 馬連 | 3-11 | 1,100円 | 4番人気 |
| 枠単 | 2-6 | 2,850円 | 13番人気 |
| 馬単 | 3-11 | 2,740円 | 14番人気 |
| ワイド | 3-11 | 390円 | 4番人気 |
| 3-5 | 510円 | 9番人気 | |
| 5-11 | 690円 | 13番人気 | |
| 3連複 | 3-5-11 | 2,560円 | 13番人気 |
| 3連単 | 3-11-5 | 14,390円 | 66番人気 |
※払戻金は主催者発表と照合のうえご確認ください。
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【文:競馬チャンネル編集部】
【了】


