【アイルランドトロフィー2026・前走評価】有力5頭を徹底検証! 前走内容で“最高評価”を獲得したのは?

今週末の10月11日(日)、東京競馬場でG2・アイルランドトロフィーが行われる。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。最後には、採点の一覧表を掲載する。[1/3ページ]
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有力馬の前走評価①
■カムニャック
開催日:2026年5月17日
レース:東京・ヴィクトリアマイル(芝1600m)
着順:2着
五分のスタートから好位の後ろを確保。先行馬が少なく、そこまで速い流れとならなかったことはこの馬に味方し、思ったよりも良いポジションを確保することができた。
直線では、前にいたエンブロイダリーの外へと進路を切り替えて追うも、瞬発力の差で引き離されてしまう。最後は懸命に追って差を詰めたものの及ばず2着。
やはり追い出してからの反応に差があり、最後は詰めていても、上がり3Fではエンブロイダリーが上回った。
これに関しては能力差ではなく、マイル適性の差に感じる。1ハロンでも距離が延びるのはプラスで、エンジンのかかりが遅いため、直線の長い東京コースは合っている。
■クイーンズウォーク
開催日:2026年5月17日
レース:東京・ヴィクトリアマイル(芝1600m)
着順:3着
スタート自体はエンブロイダリーやカムニャックより良かったが、道中は人気両馬を見るポジション。
結果的には上がり3Fでもこの2頭とほぼ同じ脚が使えていての3着だっただけに、もう1列前のポジションから進めることができていれば、もう少し際どい結果となっていた可能性はある。
それでも、年長馬の意地を見せて3着に滑り込んだ内容は立派。直線ではスムーズに外へとエスコートしており、西村淳也騎手の騎乗自体も責められるような内容ではなかった。ただカムニャックとの比較でこちらを上に評価するのは、難しいレース内容だった。
■ジョスラン
開催日:2026年5月17日
レース:東京・ヴィクトリアマイル(芝1600m)
着順:8着
五分のスタートから、道中はカムニャックと並んでクイーンズウォークの1列前からの競馬。上位を固めた馬たちと同じ位置からレースを進めながらも、直線では伸び切れずに8着という結果になった。
失速したように映るが、この馬自身も上がり33秒5の脚を使っており、決して不発に終わっているわけではない。
ただ、初のマイルの流れに道中脚を削られたのと、ここまでの瞬発力勝負だと分が悪い印象。1ハロンの距離延長は間違いなくプラスで、レース上がりが34秒5ぐらいの展開となればまとめて逆転の目も出てくる。


