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2026年府中牝馬Sを制した時のセキトバイースト
2026年府中牝馬Sを制した時のセキトバイースト

今週末の10月11日(日)、東京競馬場でG2・アイルランドトロフィーが行われる。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。最後には、採点の一覧表を掲載する。[2/3ページ]

有力馬の前走評価②

■セキトバイースト

開催日:2026年6月21日
レース:東京・府中牝馬ステークス(芝1800m)
着順:1着

 昨年は好位追走から抜け出しての勝利も、今年は果敢にハナを切っての逃げ切り勝ち。前半800m通過が47秒2、1000m通過が58秒9というのは、昨年エリカヴィータが刻んだラップと全く同じ。

 今年は雨が残った稍重馬場だったことを思えば少し速めなのかとも思ったが、終わってみれば後半800mは今年のほうが0秒5速く、かなりの好内容。

 ミドルペースを作り出した浜中騎手の好騎乗もあったが、昨年比0.5キロ増の斤量でもパフォーマンスを上げてきており、馬自身もさらに力をつけてきている。

■ラヴァンダ

開催日:2026年8月16日
レース:中京・中京記念(芝1600m)
着順:1着

 道中は好位のインコースを追走し、直線では馬群の中からしぶとく伸びて、最後は内外の馬の追撃を抑えての勝利。昨年のアイルランドトロフィーの勝ち方を見ても、この馬の最大のセールスポイントは切れ味。

 リリージョワが刻んだ前半4F通過45秒9のペースを好位で追いかけたことで脚がなくなったかと思いきや、新たな一面を見せてのレコード勝ちであった。

 自在性が出てきたのは大きな収穫だが、当然ながらこの馬が得意なのは、レース上がりの速い展開。昨年と同じ形となれば、カムニャックやクイーンズウォークにも負けず劣らずの切れ味を持ち合わせている。

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