HOME » コラム » 5選 » 【歴代最強マイラー5選】平成・令和を彩った芝1600mの怪物たち…あなたが選ぶNo.1は? » ページ 4
歴代最強マイラー5選ⓒSANKEI
歴代最強マイラー5選ⓒSANKEI

日本競馬の歴史には、マイル戦で圧倒的な強さを見せた名馬が数多く存在する。国内のマイル路線を制圧した馬、海外の強豪を撃破した馬、さらには短距離や中距離でもG1を制した馬など、その活躍は実に多彩だ。今回は、そんな歴代の名マイラーの中から、特に印象的な5頭を紹介する。皆さんが思い浮かべる「最強マイラー」は、この中にいるだろうか。[4/5ページ]

④グランアレグリア

2020年マイルCSを制した時のグランアレグリア
2020年マイルCSを制した時のグランアレグリア

 安田記念とマイルチャンピオンシップの両方を制した馬は、2026年10月現在で歴代13頭。もちろん、いずれも選ばれしトップマイラーである。

 ただその中でも、牝馬で達成しているのは2頭のみ。1頭目は、「マイルの女王」と称され、芝1600mでは5戦5勝だったノースフライト。もちろん、この馬も最強マイラー候補となるのだが、史上2頭目となる牝馬の春秋マイルG1制覇を達成したのがグランアレグリアだった。

 しかも、この馬の実績はそれだけにとどまらない。史上6頭目となるマイルチャンピオンシップ連覇も達成。これに関しては、牝馬として史上初の快挙であった。

 さらに、桜花賞とヴィクトリアマイルも勝利しており、1200mのスプリンターズステークスも制してG1・6勝。また、安田記念とマイルチャンピオンシップに加えて、ヴィクトリアマイルも制して、史上初となる古馬芝マイルG1完全制覇を成し遂げた。

 そして、芝1600m以下のG1で6勝という記録は、ロードカナロアと並ぶ歴代最多タイ。

 そのロードカナロアと同じく2階級制覇を達成しているが、スプリント路線に軸足を置いて安田記念を制したロードカナロアとは違い、こちらはマイル路線に軸足を置いてスプリンターズステークスを制した正真正銘の牝馬最強マイラー。

 5歳シーズンに大阪杯と天皇賞(秋)で挑戦した、史上初の3階級制覇こそあと一歩届かなかったが、競馬ファンを何度もワクワクさせてくれた名牝だった。

1 2 3 4 5