【歴代最強マイラー5選】平成・令和を彩った芝1600mの怪物たち…あなたが選ぶNo.1は?

日本競馬の歴史には、マイル戦で圧倒的な強さを見せた名馬が数多く存在する。国内のマイル路線を制圧した馬、海外の強豪を撃破した馬、さらには短距離や中距離でもG1を制した馬など、その活躍は実に多彩だ。今回は、そんな歴代の名マイラーの中から、特に印象的な5頭を紹介する。皆さんが思い浮かべる「最強マイラー」は、この中にいるだろうか。[1/5ページ]
①タイキシャトル

この馬が活躍したのは、今から30年近く前。それでも「最強マイラー」というテーマでは、決して外すことのできない名馬がタイキシャトルだ。
デビューこそ現3歳にあたる4歳春と遅かったが、そのデビュー戦から芝・ダートの短距離〜マイルで3連勝。菩提樹ステークスで2着に敗れて連勝はストップするも、そこから再び連勝を重ねてマイルチャンピオンシップでG1初制覇を飾った。
当時暮れに行われていたスプリンターズステークスも勝利したが、この馬のベストはやはりマイル。翌年の安田記念も勝利し、国内を完全制圧して向かったのは、遠くフランスの地だった。
同じ飛行機でフランスに向かったシーキングザパールが、1週前のモーリスドゲスト賞で日本調教馬として史上初となる海外G1制覇を達成。
レース後には、翌週に出走するタイキシャトルはさらに強い、という趣旨の発言が伝えられたことも有名な話だ。
これにより、日本だけでなく現地フランスでも注目を集めたジャックルマロワ賞では、単勝1.3倍という圧倒的な支持に応えてタイキシャトルが勝利。2週連続で日本調教馬がフランスのG1を制するという快挙を成し遂げ、世界に衝撃を与えた。
凱旋レースとなったマイルチャンピオンシップを5馬身差で勝利して連覇を飾ると、3着に敗れたスプリンターズステークスを最後に現役を引退。わずか1年8カ月という短い現役生活の中で、日本国内だけでなく世界にもその名を轟かせたタイキシャトル。
この馬を日本競馬史上最強のマイラーと評価する競馬ファンが、今なお多いのもうなずける。


