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②プリティゴージャスの2025

プリティゴージャスの2025(セレクトセール2026)©Japan Racing Horse Association
プリティゴージャスの2025(セレクトセール2026)©Japan Racing Horse Association

 パンデリングの2025が落札された後は、しばらく目を見張るような高額落札はなく、会場の熱気もやや落ち着きを見せていた。しかし、この日最初の1億円スタートとなったプリティゴージャスの2025の登場で、会場のボルテージは再び一気に高まった。

 開始額が高額にもかかわらず、セリ開始と同時にコールの声が連鎖するように続く。

 近親には菊花賞を制したアスクビクターモアがいる良血で、母系には欧州でKingmanなどを送り出しているInvincible Spritの血が流れているうえ、母のプリティゴージャスは欧州で2歳牝馬チャンピオンに輝いた実績を誇る。こうなれば、やはり仕上がりの早さにも注目は集まるのだろう。

 矢継ぎ早に手が上がり、スタートから5分も立たないうちにその額は2億5000万円を突破。さすがに3億円へ突入する際は一瞬の“間”があったが、最後は(株)ダノックスが3億3,000万円で落札した。

「ダノン」の冠名で知られるダノックスは、これまでも数多くの高額馬を落札してきたことで知られる。今年の1歳セールでの落札馬を含めても、本馬が歴代高額落札馬の上位10傑に入らないことからも、その積極的な投資ぶりがうかがえる。

 一方で、このクラスの高額落札馬でGⅠを制した「ダノン」名義の馬はまだいない。

 果たしてプリティゴージャスの2025は、そのジンクスを打ち破り、大舞台でタイトルをつかむことができるだろうか。

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