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【セレクトセール2026・現地レポ】三冠牝馬×世界最強馬の“夢の配合”も!会場騒然の当歳馬部門を取材

text by 小早川涼風
ヤンキーローズの2026©Japan Racing Horse Association
ヤンキーローズの2026©Japan Racing Horse Association

今年も北海道・ノーザンホースパークで開催された「セレクトセール2026」。イクイノックスやエフフォーリア、ドウデュースをはじめとする注目種牡馬の産駒が次々と高額で落札され、会場は大きな熱気に包まれた。
今回は、当日の現地の雰囲気を交えながら、当歳馬部門で特に注目を集めた落札馬を厳選して紹介する。

セレクトセール2026で注目の落札馬

当歳馬部門

 当歳セールで大きな注目を集めていたのは、やはりドウデュース産駒だ。受胎した繁殖牝馬こそ少ないものの、2歳時から活躍し、現役晩年にも輝かしい成績を残した名馬だけに、初年度産駒へこれほど大きな期待が寄せられるのも頷ける。

 また、同時期に引退を決めたレモンポップ、シャフリヤールといったGⅠホースの初年度産駒も上場。もちろん、1歳セールと同様にイクイノックスやエフフォーリア、キズナといった人気種牡馬の産駒も顔をそろえた。

 当歳セールは開始直後から前日を上回る熱気に包まれていた。

①デアリングタクトの2026

デアリングタクトの2026©Japan Racing Horse Association
デアリングタクトの2026©Japan Racing Horse Association

 注目馬多数の当歳セリにおいて、ひときわ大きな注目を集めていたのがデアリングタクトの2026だ。

 母は無敗で牝馬三冠を制した名牝で、父はイクイノックス。2020年代前半の競馬界を彩った伝説級の名馬同士による夢の配合とあって、購買者だけでなく、メディアからもこの日随一の注目を集めていた。

 セリは6,000万円からスタートしたが、開始からわずか30秒足らずで価格は2億円を突破。

 さすがは超のつく良血馬と言ったところだろうか。会場全体からはひっきりなしにコールの声が鳴り響き、そのスピードにどよめきまで起こる。そして最後にハンマーが叩かれた時の額は3億3000万円。初日にパンデリングの2025を落札したANIMAレーシングが所有権を得た。

 デアリングタクトの2026を送り出した岡田スタッドは、これまでのセリでホウオウノーサイドが記録していた9720万円という最高取引額を大幅に更新。夢の結晶が詰まった当歳馬は、ここからどんな成長を見せ、競走馬としての道を歩み始めるのだろうか。デビューの日を心待ちにしたい。

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