②コッパの2026

2026年が初年度産駒となるドウデュース。その子どもたちの中でも、最も会場を沸かせたのがコッパの2026だ。
この日40頭目に登場した同馬のセリ開始額は5000万円ではあったが、スタートから5秒経ったかどうかというタイミングでいきなり「2億!」のコール。これによって1億円台のコールはスキップされた。
直後、2億1000万円に金額は上昇したが、またすぐさま「2億5000万円!」の一声。さらに値段が跳ね上がり、そのまま(株)ミクニが2億5000万円で競り落とした。
さすがに購買額がこの飛び方で上昇していくというのは珍しく、一瞬、2億に突入したところで場内は静まり返った。落札の瞬間は大きな拍手が沸き起こり、「この馬を絶対にものにしたい」というオーナーの意地も見えた一幕である。
コッパの2026は、関屋記念とサマーマイルシリーズを制したトゥードジボンの半弟にあたる良血馬。兄の父はイスラボニータだったが、本馬はドウデュース産駒となるだけに、その配合の変化がどうなるのか興味は尽きない。
3年後のクラシックの舞台か、はたまたNHKマイルカップ路線を歩むのか。父の面影を纏った鹿毛の馬体は、デビュー前から大きな期待と注目を一身に背負うことになりそうだ。


