今週末、中山競馬場でG2・紫苑ステークスが開催される。本記事では、開催を目前に控えた、各有力馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から整理し、分析する。各項目は【1〜10】のスコアで評価し、有力馬を一覧表で比較することで、それぞれの強みと不安要素を明確にしていく。[3/3ページ]
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各馬の評価②
ベンヴェヌータ
前走:5
血統:5
騎手:5
好ダッシュからハナを切ると、前半1000m62秒1のスローペースを刻む。直線の前半部分でアドバンテージを作ると、最後は2着馬に半馬身差まで迫られながらも押し切った。
ただ、展開面で有利に運んだにも関わらず詰め寄られた内容には、物足りなさを感じた。
血統面は、父がロゴタイプ、母がスターズバースという血統。母はダート1200mで1勝を挙げた馬であり、半姉2頭はともに勝ち上がり。ただ、近親に重賞での活躍馬は見当たらない。
騎手に関しては、前走のミモザ賞に引き続き、3度目の騎乗となる石橋脩騎手の手綱。今年はここまで10勝を挙げて全国リーディング61位につけており、5点評価となっている。
リアライズルミナス
前走:6
血統:5
騎手:8
鞍上は抑えていたが、引っ掛かり気味に1コーナーではハナを奪う。ペースは決して速くなく、直線残り200mでは後続を振り切ったようにも見えたが、最後に脚いろが鈍っての3着。やはり個人的には、未勝利勝ちを収めた1800m前後がベストに感じる。
血統面は、父がシルバーステート、母がジュルビアンという血統。母はJRA未勝利馬であり、半姉もJRAで1戦して大差の15着。近親に重賞活躍馬もいないが、北海道サマーセールでは5060万円(税込)の値がついた。
騎手に関しては、前走の燕特別に引き続き、3度目の騎乗となる津村騎手の手綱。今年はここまで49勝を挙げて全国リーディング13位につけており、8点評価となっている。
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【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
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