
今週末の8月16日(日)、ドーヴィル競馬場でG1・ジャックルマロワ賞が行われる。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。[3/3ページ]
有力馬の前走評価②
■ノーランチ
開催日:2026年7月11日
レース:アスコット・サマーマイルステークス(芝1600m)
着順:8着
勝ち馬と4着馬も今回出走している中で、好位追走から直線はズルズルと後退してのシンガリ負け。正直あまり見どころはなく、先着を許した2頭を逆転するイメージは湧かない。
■サートミーセン
開催日:2026年6月4日
レース:バーデンバーデン・バーデンマイル(芝1600m)
着順:1着
果敢にハナを切ると、直線で追い出されてからジリジリと突き離しての勝利。G3で相手関係は楽だったことを考えると手放しに評価はできないが、完勝と言っていい内容。
■ライフ
開催日:2026年7月12日
レース:ドーヴィル・ジャンプラ賞(芝1400m)
着順:5着
今回も出走しているザシークレットアドヴァーサリーに敗れての5着。人気を裏切る形となったが、早くから手が動いて1400mは若干忙しい感じも受けた。仏2000ギニーを制した1600mに戻れば、反撃は必至。
■ ザシークレットアドヴァーサリー
開催日:2026年7月12日
レース:ドーヴィル・ジャンプラ賞(芝1400m)
着順:1着
今回と同じドーヴィル競馬場でG1を勝利。ただ、ラチ沿いを通ってスロー逃げに持ち込んだことが勝因と言える。同じレースに出走して5着だったライフとは、着差ほどの力量差は感じない。
■プリサイス
開催日:2026年8月2日
レース:ドーヴィル・ロートシルト賞(芝1600m)
着順:2着
2番手追走から一旦先頭へと立つも、ラチ沿いを伸びてきたブルーボルトにゴール前で交わされての2着。ファルマスステークスに続いてブルーボルトに連敗も相手が強く、レース内容は明らかに良化している。
【了】
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【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。


