
今週末の8月16日(日)、ドーヴィル競馬場でG1・ジャックルマロワ賞が行われる。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。[2/3ページ]
——————————
有力馬の前走評価①
■ゼウスオリンピオス
開催日:2026年7月11日
レース:アスコット・サマーマイルステークス(芝1600m)
着順:1着
スタート直後は先頭を走るも、途中からは1列下げて好位のインコースから。直線は逃げ馬の内から抜け出すと、内外の追撃を凌いでの勝利。理想的な競馬であったが、再現性はそこまで高くなさそう。
■ドリームライナー
開催日:2026年3月29日
レース:サンクルー・エドモンブラン賞(芝1600m)
着順:1着
G3でも人気薄での勝利であり、着差としても完勝とは言えない内容。一気にメンバーレベルの上がる今回は、厳しい競馬となる可能性が高そう。
■シックスペンス
開催日:2026年6月7日
レース:東京・安田記念(芝1600m)
着順:1着
初ブリンカーで行きっぷりが良くなり、むしろ鞍上が2番手でなだめながらの追走。鞍上がここでしっかりと我慢させたことが、直線の横に広がった激戦を制する要因となった。さまざまなポイントが噛み合ったのは確かだが、G1で一変した内容は一定の評価が必要。
■シュトラウス
開催日:2026年4月26日
レース:沙田・チャンピオンズマイル(芝1600m)
着順:12着
道中は好位の後ろあたりを追走。馬の後ろでしっかりと我慢できているように見えたが、直線は馬群の中で前が壁となってしまって不完全燃焼の12着。力を出し切ったレースではないため、評価が難しい。
■モアサンダー
開催日:2026年7月11日
レース:アスコット・サマーマイルステークス(芝1600m)
着順:4着
序盤は後方のインコースから進めると、直線でも進路を探しながら外へと持ち出して伸びてきたが4着まで。前が開いてからは鋭い脚で前へと迫っており、4着にしても、内容はかなり濃いレース。再度少頭数なら、またも脚を余す可能性は低そう。


