HOME » 予想情報 » 【エルムステークス2026・前走評価】有力5頭を採点!前走内容から浮上した“買える馬”は? » ページ 3
2025年武蔵野Sを制した時のルクソールカフェ
2025年武蔵野Sを制した時のルクソールカフェ

今週末の8月8日(土)、札幌競馬場でG3・エルムステークスが行われる。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。[3/3ページ]

有力馬の前走評価②

■テーオーパスワード

開催日:2026年5月30日
レース:東京・アハルテケステークス(ダ1600m)
着順:1着

 大外枠から好ダッシュを決めると、内の行きたい馬を行かせて好位のポジションを労せず奪取。マーブルロックの大逃げとなっても焦らず騒がず、直線に入ると馬なりのままで前との差を一気に詰める。

 残り200m手前で先頭に立つと、あとは一人旅。最後は後続に4馬身の差をつける圧勝劇であった。

 2.3着馬が次走で着順を落としている点から、メンバーレベルには若干の疑問符はつくが、そのあたりの馬たちより1キロ重い58キロを背負って4馬身突き離したのだから、文句は言えまい。見た目通り、素直に高く評価したい。

■ナチュラルライズ

開催日:2026年7月1日
レース:大井・帝王賞(ダ2000m)
着順:8着

 最内枠から若干立ち遅れ気味のスタートで、若干頭を上げながら好位インコースからの競馬。直線は少し外へと持ち出して一瞬伸びるかにも見えたが、最後は止まってしまって突き離されての8着。

 もちろんG1級のメンバーたちで相手が強いのは分かっているが、タイム面を比較しても、昨年の3歳ダート3冠時から詰めることができていない。

 距離短縮がプラスに働くことは間違いないだろうが、今年に入ってからのレースぶりから、成長力を感じられていない点は気がかり。

■ルクソールカフェ

開催日:2026年6月7日
レース:東京・安田記念(芝1600m)
着順:11着

 スタート直後に行き脚がつかず、後方2番手あたりからの競馬。道中に加えて、直線でも内にこだわった進路取りを見せ、初芝+いきなりのG1という厳しい条件ながら、11着まで追い上げた。

 そもそもが芝のレースということで前走評価としては判断が難しいが、内をぴったり立ち回ってきたとはいえ、上がり3F33秒2の脚が使えたというのは驚き。

 これまでダートでは好位からの競馬が多かったが、もう少し溜めて末脚に賭けるレースでも面白いかもしれない。

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【登録馬】CBC賞

【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。

【了】

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