
今週末の8月8日(土)、札幌競馬場でG3・エルムステークスが行われる。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。[2/3ページ]
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有力馬の前走評価①
■ウェイワードアクト
開催日:2026年7月18日
レース:函館・マリーンステークス(ダ1700m)
着順:1着
内外に押して主導権を主張する馬がいたが、スピードの違いで促さずとも先手を奪い切る。前半1000m通過は推定59秒0前後と淀みのないペースを刻み、馬群は縦長。
他馬の鞍上の手が動く中でもこの馬だけ楽な手ごたえで突き離し、直線でも軽く促す程度でほとんど持ったままで圧勝。
初の1700m+トップハンデ58キロも全く関係なく、圧倒的な能力の違いを見せつけた勝利。重賞に上がるとはいえ、同じ小回り1700mでこのスピードについていける馬がいるのかに注目が集まる。
■オメガギネス
開催日:2026年3月29日
レース:中山・マーチステークス(ダ1800m)
着順:7着
モッサリしたようなスタートで、序盤は後方から。3角手前から大外を通って徐々にポジションを押し上げて、先行集団を射程圏に入れたようにも見えたが、直線は同じ脚いろになってしまっての7着。
脚抜きの良い馬場であったことを考えるとかなりのスローペースで、展開不向きだったことは確か。
ただこの馬より後ろから3着まで浮上したブレイクフォースの走りを見ると、トップハンデ59キロだったとはいえ、不発の内容だったと言わざるを得ない。


