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2020年日本ダービーを制したコントレイル
2020年日本ダービーを制したコントレイル

無敗でクラシック三冠を達成し、G1通算7勝を挙げたディープインパクト。種牡馬としてもジェンティルドンナやコントレイルなど数々の名馬を送り出し、日本競馬の血統地図の中心に君臨した。では、その偉大な血を未来へと繋ぐのは、どの馬なのか。今回は、ディープインパクトの“衝撃”を受け継ぐ後継種牡馬候補5頭を紹介する。[2/5ページ]

②コントレイル

主な産駒:ゴーイントゥスカイ(2026年青葉賞)、コンジェスタス(2026年京都新聞杯)、チェリヴェント(2026年レパードS)

 ディープインパクトの後継という看板を、これほど宿命的に背負った馬もいないだろう。父と同じく無敗でクラシック三冠を成し遂げたコントレイルだ。

 2歳時からその才能は際立っていた。東スポ杯2歳Sを5馬身差で圧勝し、ホープフルSも制覇。翌春には皐月賞、日本ダービーを連勝し、無敗のまま二冠を手にした。

 最大の試練となったのが菊花賞。道中からアリストテレスに徹底的にマークされ、直線では最後まで食い下がられる苦しい展開。それでも一度も前を譲ることなく、クビ差で押し切った。

 デビューから7戦7勝。父ディープインパクトと同じ戦績で、史上3頭目となる無敗の三冠馬に輝いたのである。

 その後はアーモンドアイ、エフフォーリアといった時代を代表する名馬たちとの対戦も経験。無敗こそ途切れたものの、引退レースとなったジャパンCでは1番人気に応えて勝利し、有終の美を飾った。

 そして2022年、競走馬として父を追いかけたコントレイルは、今度は種牡馬としてディープインパクトの背中を追うこととなった。

 初年度から193頭、2年目には212頭もの繁殖牝馬を集めるなど、種牡馬入り当初からディープインパクト後継の大本命として大きな期待を背負った。

 その初年度産駒がデビューしたのが2025年。初年度から多数の勝ち馬を送り出し、ファーストシーズンサイアーランキングで1位を獲得。重賞勝利こそなかったものの、まずは順調な滑り出しを見せた。

 そして、初年度産駒が3歳となった2026年、一気に結果が出始める。

 ゴーイントゥスカイが青葉賞を制し、コントレイル産駒としてJRA重賞初制覇を達成すると、コンジェスタスも京都新聞杯を勝利。さらに夏にはチェリヴェントがレパードSを制し、ダート重賞からも勝ち馬が誕生した。

 初年度産駒だけで早くも複数の重賞馬を送り出し、種牡馬としての可能性を大きく広げている。

 父自身は芝の中長距離で頂点を極めた馬だったが、産駒からは早くも幅のある適性が見え始めている。

 一方で、種牡馬としてのキャリアはまだ始まったばかり。父ディープインパクトのように、毎年のようにクラシックやG1戦線へ有力馬を送り出す存在になれるかは、これから数世代の結果によって見えてくるだろう。

 ディープインパクトと同じ無敗の三冠馬。その看板に見合う種牡馬となれるのか。本当の勝負は、ここからである。

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