
小倉競馬場で行われる重賞の中で、最も長い歴史を誇る小倉記念。舞台となる芝2000mは、最後の直線が短く平坦である一方、勝負どころからスピードを持続させる力が求められるコースである。今回は、小倉・芝2000mにおける過去10年のデータをもとに、好成績を残している種牡馬・騎手・調教師を分析。馬券的中につながるヒントを探る。[3/3ページ]
※騎手データは、過去10年の福島・芝2000mにおける全騎手を対象に集計しています。種牡馬・調教師のデータは、2026年七夕賞の特別登録馬に関連する種牡馬・調教師を対象に、過去10年の成績を集計しています。
小倉・芝2000mのデータ分析
調教師データ
| 順位 | 調教師 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 杉山晴紀 | 14- 8- 9-53/84 | 16.7% | 26.2% | 36.9% | 80 | 93 |
| 2 | 安田翔伍 | 13- 3- 7-33/56 | 23.2% | 28.6% | 41.1% | 146 | 81 |
| 3 | 池添学 | 9- 6- 5-47/67 | 13.4% | 22.4% | 29.9% | 80 | 66 |
| 4 | 寺島良 | 7-11- 6-58/82 | 8.5% | 22.0% | 29.3% | 58 | 80 |
| 5 | 宮徹 | 6- 6- 3-52/67 | 9.0% | 17.9% | 22.4% | 96 | 67 |
厩舎に関しては、安田翔伍厩舎との争いを制した杉山晴紀厩舎が14勝でトップ。ちなみに今年はジョバンニを出走させている。
1勝及ばず13勝で2位となった安田翔伍厩舎だが、出走回数が少ないぶん、勝率、連対率、複勝率ともに杉山厩舎を上回る数字をマーク。単勝回収率も146%をマークし、今年出走するカエルムには、昨年のイングランドアイズに続く、安田翔伍厩舎の小倉記念連覇がかかる。
3位にはサフィラとトータルクラリティで2頭出しの池添学厩舎が続いたが、上位3厩舎以外で注目したいのが、7位の辻野厩舎。
単勝回収率460%、複勝回収率284%という圧倒的な数字を叩き出しており、少ない出走回数の中でも素晴らしい結果。今年送り出すレーゼドラマにも、激走の香りがプンプンする。
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【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
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