
今年も牝馬三冠の第二戦・オークスが東京競馬場で行われる。今回は、出走予定馬を6つの指標で点数化し、「オークス・パワーランキング」を作成。上位5頭を順に紹介していく。さらに、記事の最後にはトップ10のランキング一覧も掲載する。[3/6ページ]
※ポイントが同じ場合、獲得賞金が高い馬を上位とする。
第3位 ラフターラインズ(48ポイント)
実績:8
適性:10
ローテ:8
血統:8
騎手:9
厩舎:5
パワーランキング3位は、48ポイントを獲得したラフターラインズ。
前走のフローラステークスで重賞初制覇。G1・2勝馬のスターアニスこそいるが、メンバー中唯一のG2勝ち馬は十分に胸を張れる。実績面では、単独2番手となる8点評価を獲得した。
そして満点評価を獲得したのが、適性面。前走で2000mを経験して勝利を収めている距離適性の面はもちろん、そのフローラステークスを含めて、東京コースは2戦2勝。距離・コースともに抜群の適性を示しており、この舞台設定で減点する部分はない。
ローテに関しても、エンネの時に書いたように、フローラステークス組は過去5年で2勝を挙げており、桜花賞組に次ぐ実績を残している。
昨年フローラステークス勝ちからオークスを制したカムニャックの記憶は新しく、2年連続でフローラステークス勝ち馬による樫戴冠も十分に考えられる。
血統面は、父がアルアイン、母がバンゴールという血統。母は芝の1600m〜1800mで5勝を挙げてオープン入りを果たした馬であるが、未勝利勝ち直後に挑んだフローラステークスでは6着に敗れてオークス出走は叶わず。
叔母のスタニングローズは秋華賞馬であるが、オークスではスターズオンアースの2着となっており、母と叔母の無念を背負ってのオークス参戦となる。
騎手に関しては、前走のフローラステークスに引き続いて、2度目の騎乗となるレーン騎手とのタッグ。
今春もNHKマイルカップをロデオドライブとのコンビで制するなど好調で、これまでにJRA・G1で7勝を挙げている世界の名手である。
2022年のオークスでは、この馬の叔母スタニングローズの手綱を執り、10番人気で2着に好走を果たしている。
厩舎は、美浦の小笠厩舎に所属。島川オーナーの「トーセン」を冠名に持つ馬がいるイメージの強い厩舎であるが、昨年の勝ち鞍は16勝にとどまっており、キャリアハイも2010年の25勝。
これまでG1制覇の経験もなく、今回ランクインしているほかの厩舎と比較すると実績で見劣るのは確か。悲願のG1初制覇に向けて、千載一遇のチャンス。


