レモンポップvsウィルソンテソーロ、2強の様相。人気薄にも注目【チャンピオンズC ◎数考察】
競馬ファンであれば、競馬予想をするうえで信頼するスポーツ新聞や競馬新聞があるものだろう。競馬チャンネルでは、スポーツ新聞6紙、競馬専門誌4紙を購入(29日付け)し、今週1日(日)中京競馬場で開催されるG1チャンピオンズカップの各紙本命(◎)数を集計した。今週も◎数の少ない馬から激走はあるのだろうか?
枠 | 馬番 | 馬名 | スポーツ紙 | 競馬専門紙 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | クラウンプライド | 1 | 0 | 1 |
1 | 2 | レモンポップ | 10 | 6 | 16 |
2 | 3 | ハギノアレグリアス | 7 | 0 | 7 |
2 | 4 | ペプチドナイル | 4 | 3 | 7 |
3 | 5 | ペイシャエス | 1 | 0 | 1 |
3 | 6 | ドゥラエレーデ | 1 | 0 | 1 |
4 | 7 | セラフィックコール | 2 | 3 | 5 |
4 | 8 | ウィルソンテソーロ | 10 | 5 | 15 |
5 | 9 | テーオードレフォン | 0 | 0 | 0 |
5 | 10 | アーテルアストレア | 1 | 1 | 2 |
6 | 11 | ミトノオー | 0 | 0 | 0 |
6 | 12 | サンライズジパング | 7 | 3 | 10 |
7 | 13 | ミックファイア | 1 | 0 | 1 |
7 | 14 | スレイマン | 0 | 0 | 0 |
8 | 15 | グロリアムンディ | 0 | 0 | 0 |
8 | 16 | ガイアフォース | 7 | 1 | 8 |
先週のジャパンカップは、◎数18でトップだったドウデュースが天皇賞(秋)に続き、圧巻のパフォーマンスを披露し、他馬を一蹴した。一方、◎数同じく18でトップタイだったジャスティンパレスはスローペースで伸びきれず、5着に沈んだ。ドウデュースに重い印を打った人と、ジャスティンパレスに重い印を打った人とで明暗がくっきり分かれる結果となった。
今週はダートの頂上決戦、チャンピオンズカップが開催される。昨年覇者のレモンポップが◎を集めることになるのか? さっそくチェックしておこう。
やはりトップはレモンポップだった。◎数は16個。2位はJBCクラシックを制して勢いに乗るウィルソンテソーロで、レモンポップと1個差の◎数15だった。続く3番手には◎数10個でサンライズジパングが入った。ここまで、予想のオッズ通りの◎数となっている。(これはこれで逆に珍しい)
ただ、チャンピオンズカップはG1としては比較的荒れる傾向にあるレースだ。先週のジャパンカップで◎数ゼロながら激走したシンエンペラーのように、◎数が少なくても馬券内に絡んでくる穴馬はいるかもしれない。
ジャパンカップでは◎数ゼロの馬はシンエンペラーを含めて5頭いたが、チャンピオンズカップでは、ミトノオー、スレイマン、グロリアムンディの3頭のみ。3頭とも比較的外枠に入ったということも影響しているかもしれない。昨年はレモンポップが大外枠を克服したが、能力的にずば抜けていなければ、基本的にチャンピオンズカップは内~中枠を狙いたい意図があるのだろう。
内~中枠に入った馬で◎数が少なめなのは、クラウンプライド、ペイシャエス、ドゥラエレーデの3頭。いずれも先行力がある馬で、内枠の利を得れば激走もあるかもしれない。
【了】
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