
9月27日(日)、中山競馬場でG1・スプリンターズステークスが開催される。本記事では、開催を目前に控えた、各有力馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から整理し、分析する。各項目は【1〜10】のスコアで評価し、有力馬を一覧表で比較することで、それぞれの強みと不安要素を明確にしていく。[3/3ページ]
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各馬の評価②
パンジャタワー
実績:8
適性:7
騎手:9
昨年のNHKマイルカップを制したG1馬。そのG1を含めて重賞3勝というのは、ウインカーネリアンとルガルとまったく同じで、横並びの8点評価となった。
適性面は、中山コースこそ初めてだが、関東圏の東京ではG1勝ちを果たすなど、結果を残している。芝1200mも重賞勝ちを含めて大きく崩れておらず、中山1200m未経験でも大きく割り引く必要はなさそう。
騎手に関しては、前走のキーンランドカップに引き続き、10度目の騎乗となる松山騎手の手綱。今年はここまで101勝を挙げて全国リーディング3位につけており、9点評価となっている。
フリッカージャブ
実績:6
適性:8
騎手:8
ほかの4頭がいずれもG1馬であることを考えると、実績面で5番手評価となるのは仕方のないところ。ただ、勢いはメンバー中随一で、重賞2勝も十分な実績。
適性面は、この舞台で行われたオーシャンステークスで6着に敗れたのは気になるところだが、芝1200mは8戦6勝。この舞台を一度経験しているのは、アドバンテージともなり得る。
騎手に関しては、今回が初騎乗となる西村淳也騎手の手綱。今年はここまで79勝を挙げて全国リーディング7位につけており、8点評価となっている。
ルガル
実績:8
適性:10
騎手:6
このレースを一昨年に制しており、その後も昨年の阪神カップを勝利するなど、G1勝ちを含む重賞3勝の実績。同じくこのレースを制しているウインカーネリアンらと同じ8点評価を獲得した。
適性面は、この舞台でG1勝ちを果たしており、今年のオーシャンステークスでも、負けて強しの3着。一昨年とは全く異質なレースとなった昨年のこのレースこそ崩れたが、ベストに近い舞台で満点評価。
騎手に関しては、前走のクイーンエリザベス2世ジュビリーステークスに引き続き、6度目の騎乗となる鮫島克駿騎手の手綱。今年はここまで46勝を挙げて全国リーディング15位につけており、6点評価となっている。
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【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
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