
今週末、札幌競馬場でG3・札幌2歳ステークスが開催される。本記事では、開催を目前に控えた、各有力馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から整理し、分析する。各項目は【1〜10】のスコアで評価し、有力馬を一覧表で比較することで、それぞれの強みと不安要素を明確にしていく。[3/3ページ]
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各馬の評価②
デザートスピリット
前走:7
血統:6
騎手:9
最内枠から中団のインコースを確保。4角でスムーズに馬群の一番外へと誘導されて抜け出すと、追ってきた2着馬を振り切っての勝利。センスを感じさせるレースぶりであった。
血統面は、父がイスラボニータ、母がツキノサバクという血統。母はJRA未勝利馬であるが、その母ダンサーデスティネイションは、イタリアオークスの2着馬。北海道サマーセールでは、ショウナンガレオンの50分の1以下となる440万円(税込)で取引された。
騎手に関しては、今回が初騎乗となる横山和生騎手の手綱。今年はここまで58勝を挙げて全国リーディング10位につけており、9点評価となっている。
テンカタイヘイ
前走:7
血統:8
騎手:10
序盤は中団後方寄りを追走すると、4角でスムーズに馬群の一番外へと持ち出す。2着馬と併せ馬の形で伸びてくると、最後はねじ伏せるように前へと出て勝利。一瞬の切れ味より、長く良い脚を使うタイプ。
血統面は、父がトーセンレーヴ、母がトーセンベニザクラという血統。母はフェアリーステークス勝ち馬で、ジェンティルドンナ世代の牝馬3冠を皆勤した馬であった。
騎手に関しては、前走の新馬戦に引き続き、2度目の騎乗となる丹内騎手の手綱。今年はここまで59勝を挙げて全国リーディング9位につけており、10点評価となっている。
ノヴァヴェローチェ
前走:10
血統:7
騎手:7
好ダッシュから2番手につけると、4角手前では持ったままで先頭。直線では内外から後続が追いかけてくるも、最後は逆に突き離しての完勝。3着馬が次走でアッサリと勝ち上がったことからも、かなりハイレベルな新馬戦だったことが窺える。
血統面は、父がエフフォーリア、母がチャイマックスという血統。母はダート中距離で2勝を挙げた馬だが、近視に重賞活躍馬はいない。それでもセレクトセールでは、8580万円(税込)の値がついた。
騎手に関しては、前走の新馬戦に引き続き、2度目の騎乗となる北村友一騎手の手綱。今年はここまで36勝を挙げて全国リーディング22位につけており、7点評価となっている。
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【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
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