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2024年クイーンSを制した時のコガネノソラ
2024年クイーンSを制した時のコガネノソラ

今週末の8月2日(日)、札幌競馬場でG3・クイーンステークスが行われる。秋のG1戦線を目指す馬が集う注目の一戦だ。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。[3/3ページ]

有力馬の前走評価②

■コガネノソラ

開催日:2026年6月21日
レース:東京・府中牝馬ステークス(芝1800m)
着順:5着

 五分のスタートから道中は中団を追走。直線は外へと持ち出して伸びてきて、残り300mあたりでは2番手までは上がってきそうな勢い。

 ただ残り200mを切ったあたりから脚いろが同じになってしまい、追い上げは5着まで。

 雨によって東京にしては上がりのかかる決着となった点は、この馬にとってはプラスに働くかと思われたが、もうひとつ伸びきれず。

 最後は他馬との比較で56.5キロのハンデもあったかもしれないが、実績のある洋芝で見直したい。

■ココナッツブラウン

開催日:2026年5月17日
レース:東京・ヴィクトリアマイル(芝1600m)
着順:5着

 スタートは五分も、スッと下げて中団後方寄りからの競馬。ペースはそこまで流れていなかったが、そのぶん大きく縦長の馬群となることもなく、上位3頭を前に見る展開でレースを進めることができた。

 直線は大きく外に持ち出すことはせず、なるべくロスのない形で前を追っての5着。

 3着馬とはハナ+アタマ差、今回も出走のエリカエクスプレスとはアタマ差と、僅差に迫る内容。上がり3Fは2位タイの32秒9をマークし、決め手のあるところは見せた。

■フェスティバルヒル

開催日:2026年4月12日
レース:阪神・桜花賞(芝1600m)
着順:17着

 スタートの出はあまり良くなく、中団後ろからの競馬。1枠1番だったこともあり、横に大きく広がった直線でも、最内にこだわる進路取りをしていた。

 しかし、内に切れ込んできたジッピーチューンと下がってきたロンギングセリーヌに挟まれる形で万事休す。最後は下がってしまい、17着に大敗した。

 不利はあったにせよ、怪我で半年近いブランクがある中、いきなりのG1はやはり厳しいものがあった。古馬との比較はまだハッキリとしないが、前走の走りがこの馬本来の姿だとは思えない。

【了】

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【登録馬】クイーンS

【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。

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