
今週末の8月2日(日)、札幌競馬場でG3・クイーンステークスが行われる。秋のG1戦線を目指す馬が集う注目の一戦だ。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。[2/3ページ]
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有力馬の前走評価①
■エリカエクスプレス
開催日:2026年5月17日
レース:東京・ヴィクトリアマイル(芝1600m)
着順:4着
ハナ候補のアイサンサンが出遅れたことで、労せず先手を奪うことに成功。直線に入るまで競りかけられることもなく、前半4F45秒9のペースを作り出す。
それによって直線でニシノティアモに並びかけられた時にも余裕があったが、振り切ったところで伸びてきたエンブロイダリーには抵抗することができずに4着。
たしかに上位2頭は強かったが、最後まで抵抗して3着とはハナ差。すんなり先行できたとはいえ、得意とは思えないG1の切れ味勝負でここまで健闘した点は、大きく評価できる。
■ケリフレッドアスク
開催日:2026年6月28日
レース:函館・函館記念(芝2000m)
着順:2着
スタートは五分だったが、道中は中団後方寄りの外めからレースを進める。3角から先に動いた勝ち馬の後ろを、ワンテンポ遅らせてなぞるように上がっていき、4角では先行集団のすぐ後ろ。
抜け出した勝ち馬を外から追い詰めるも、並びかけようとしたところで勝ち馬に寄られてブレーキ。それでも最後にもうひと伸びを見せて2着は確保した。
不利がなければ際どい競馬だったことが予想されるため、かなり悔しい結果。ただ勝ちに等しい内容だったことは確かだが、メンバーレベルとしてはそこまで高いものではなかった。


