HOME » 予想情報 » 【アイビスサマーダッシュ2026・前走評価】有力5頭を採点!前走内容から浮上した“買える馬”は? » ページ 3
2022年CBC賞を制したテイエムスパーダ
2022年CBC賞を制したテイエムスパーダ

今週末の8月2日(日)、新潟競馬場でG3・アイビスサマーダッシュが行われる。夏の新潟名物となる注目の一戦だ。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。[3/3ページ]

有力馬の前走評価②

■エコロレジーナ

開催日:2026年5月24日
レース:新潟・韋駄天ステークス(芝1000m)
着順:1着

 好スタートから、鞍上が激しく促すこともなく自然流でアメリカンステージのハナを叩いて外ラチ沿いへ。他馬が追い出した残り2Fでも手ごたえは楽で、アメリカンステージに並ばれた残り1F手前から追い出す余裕。そのぶん、最後にグイッともうひと伸びを見せての勝利。

 2着馬と斤量の差はあったにせよ、枠順的に有利とは言えない5枠だったことを考えれば、やはり互角以上の内容。千直巧者らしい、一変した姿を見せたレースであった。

■テイエムスパーダ

開催日:2026年5月24日
レース:新潟・韋駄天ステークス(芝1000m)
着順:11着

 スタート自体はあまり速くなかったが、そこからダッシュを乗せて外へと寄せていく。ただやはり枠順の不利があるぶん、脚を使ったわりに3番手から。残り2F手前で他馬より先に手ごたえが怪しくなり、馬群に飲み込まれてしまっての11着大敗。

 牝馬57キロに加えて3枠5番という枠順も、千直に関してはレースを難しくする一因となってしまった。たしかにダッシュ力に若干の衰えは見られるが、別定56キロなら見限るのはまだ早いような気もしている。

■ピューロマジック

開催日:2026年6月13日
レース:函館・函館スプリントステークス(芝1200m)
着順:1着

 いつも通り抜群のダッシュを見せると、意外なほどアッサリとハナを奪取。序盤競り合わなかったことでペースもそこまで上がらず、前半3F通過33秒4は、この馬にとってはスローペースと言っても過言ではない流れ。そのまま直線でも並ばれる場面はなく、危なげない走りで着差以上の完勝。

 昨年は控えて勝利したアイビスサマーダッシュだが、前走はハナを奪っての逃走劇。この馬の枠順と出方が、レース展開を大きく左右することは間違いない。

【了】

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【登録馬】アイビスSD

【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。

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