今週末の5月9日(土)、新潟競馬場でG3・新潟大賞典が行われる。今後のG1戦線を見据えた有力馬集う、注目の一戦だ。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。[2/3ページ]
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有力馬の前走評価①
■アンゴラブラック
開催日:2026年3月7日
レース:中山・中山牝馬ステークス(芝1800m)
着順:13着
評価:5
道中は好位の後ろを追走し、最後の直線では外に出して追い上げようとするも、いつもの伸びはない。伸びあぐねているだけでなく、残り200mからはズルズルと後退しての大敗。
実績と勢いを考えれば、ハンデも見込まれたというほどでもなかったように感じただけに、1番人気を裏切る不可解な敗戦。
もちろん何事もなかったように再び好走する可能性も十分だが、牝馬は立て直しが難しいとも言われる。前走の敗因が明確でないため、半信半疑の一戦となる。
■グランディア
開催日:2026年3月8日
レース:阪神・大阪城ステークス(芝1800m)
着順:3着
評価:8
道中は好位を追走。直線では外に持ち出すことをせず、先に抜け出したブルーミンデザインを内から交わして残り200mで先頭へと抜け出す。しかし、それを目標にして伸びてきた2頭に交わされてしまっての3着。
立ち回りとしては完璧だったが、先行勢が失速したことで早めに抜け出す形となり、目標にされたというのは運がなかった。
リステッド競走でも勝ち切れなかったのはたしかに物足りないが、メンバーレベルが上がっても相手なりに走る馬で、重賞でも力差はない。


