
今週末に行われるG2・京都新聞杯。日本ダービーを目指す馬が集う、注目の一戦だ。本記事では、開催を目前に控えた、各出走馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から整理し、分析する。各項目は【1〜10】のスコアで評価し、有力馬を一覧表で比較することで、それぞれの強みと不安要素を明確にしていく。[3/3ページ]
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各馬の評価②
コンジェスタス
前走:10
血統:7
騎手:5
レース序盤は縦長馬群の3番手を追走。4角では早めに2番手に上がって逃げ馬を自ら捕らえに行くと、強気な競馬で抜け出して3馬身半差の快勝。抜け出してからも加速ラップを刻んでおり、強い内容であった。
血統面は、父がコントレイル、母がキラモサという血統。母は芝2500mの豪G1勝ち馬であり、スタミナ豊富な母系。兄姉も堅実な勝ち上がりを見せている。
騎手に関しては、前走の3歳1勝クラスに引き続き、2度目の騎乗となる西村淳也騎手の手綱。昨年は49勝を挙げて全国リーディング21位に輝いており、5点評価となっている。
バドリナート
前走:6
血統:6
騎手:10
好位のインコースを追走すると、直線でも内ラチ沿いのスペースを突く。一瞬鋭さを見せたものの、ゴール前の争いからは遅れての5着。レースセンスの高さは見せたが、決め手に欠けるタイプではある。
血統面は、父がコントレイル、母がモヒニという血統。母は愛国産馬で現役時代未勝利であるが、母の母デネボラは芝1600mの仏G1勝ち馬である。
騎手に関しては、前走のホープフルステークスに引き続き、4度目の騎乗となる坂井瑠星騎手の手綱。昨年は110勝を挙げて全国リーディング5位に輝いており、10点評価となっている。
べレシート
前走:8
血統:10
騎手:7
後方追走から、直線では上がり3F最速の脚で追い込んでの2着。勝ち馬と3着馬がその後の皐月賞でワンツーを決めた点からも、出世レースらしくメンバーレベルは高かった。ただ器用さには欠けるタイプで、多頭数だと過信は禁物。
血統面は、父がエピファネイア、母がクロノジェネシスという血統。母はG1・4勝の女傑であり、期待を一身に背負った初仔。叔母にはG1・2勝を挙げたノームコアもおり、文句なしの良血馬。
騎手に関しては、前走の共同通信杯に引き続き、4度目の騎乗となる北村友一騎手の手綱。昨年は73勝を挙げて全国リーディング12位に輝いており、7点評価となっている。
【了】
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【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。


