
今週末に行われるG2・阪神大賞典。春の大一番天皇賞(春)を見据えた有力馬が集う、大注目の一戦だ。いよいよ今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「前走」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[3/3ページ]
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各馬の評価②
ファミリータイム
実績:7
適性:6
騎手:10
前走の日経新春杯で2着に入り、重賞初連対。上がり馬の多い今回の組み合わせでは、実績的には上位の部類。
適性面は、この馬もダノンシーマと同じく3000m超のレースは未経験。長距離適性が高いとの判断で出走してきているのだろうが、適性面で高い評価とはならない。
騎手に関しては、前走の日経新春杯に引き続き、7度目の騎乗となる松山騎手の手綱。昨年は128勝を挙げて全国リーディング3位に輝いており、10点評価となっている。
マイネルエンペラー
実績:9
適性:9
騎手:8
昨年の日経賞で重賞初制覇。その直前には日経新春杯3着もあり、アドマイヤテラと僅差の9点評価。
適性面は、3000m超の天皇賞(春)で5着の実績。古馬G1での5着健闘は価値が高く、長距離適性に関しても疑う余地はない。
騎手に関しては、2走前の有馬記念以来、4度目の騎乗となる丹内騎手の手綱。昨年は95勝を挙げて全国リーディング7位に輝いており、8点評価となっている。
レッドバンデ
実績:6
適性:8
騎手:7
3歳時のセントライト記念で3着。のちに有馬記念を勝つミュージアムマイルから0秒1差の僅差3着は、6点評価以上に価値がある。
適性面は、セントライト記念後の菊花賞で5着。一戦のみで判断するのは難しいところであるが、長距離適性が低いことはなさそう。
騎手に関しては、前走の箱根特別に引き続き、7度目の騎乗となる佐々木騎手の手綱。昨年は81勝を挙げて全国リーディング9位に輝いており、7点評価となっている。
【了】
【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
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