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【今週の福永祐一厩舎】“3億円ホース”アスクセクシーモアが初陣!フライライクバード福島記念制覇へ

text by TOM

今週の福永祐一厩舎は、土曜日に京都競馬場で2鞍、東京競馬場で1鞍、日曜日は京都で2鞍、福島記念(G3、芝2000m)で1鞍、合計6頭が出走を予定している。

注目は、9日(土)京都5R・2歳新馬(芝1600m)でデビューするアスクセクシーモア(牡2、父キタサンブラック)。

 23年のセレクトセールにおいて、2億9000万円(税抜)で取り引きされ話題となった良血馬である。レースに向けた調教は順調に積み重ねられ、仕上がりも良好。初陣の鞍上は武豊に託されている。

 10日(日)福島11R・福島記念に出走するフライライクバード(セン7)は、厩舎2頭目の重賞勝利(重賞初優勝は8月中京・CBC賞のドロップオブライト)をかけて出走する。前走のケフェウスS(OP)では56kgの斤量を背負い、番手抜け出して押し切る強い競馬で勝利を手にした。今回は1kg重い57kgのハンデが課されたが、勢いに乗るフライライクバードにとって悲願の重賞タイトルも十分狙える位置にある。

また9日(土)のデイリー杯2歳S(G2、芝1600m)では前走の2歳未勝利を快勝したランフォーヴァウ(牝)が出走する。道中は中団のインに構え、直線でも最内を通り鋭い末脚を発揮して差し切った前走内容は秀逸。展開次第ではデビュー3戦目での初重賞制覇の可能性もあり得る。

先週は、2日(土)の京都3R・2歳未勝利(芝1400m)に出走したチムグクル(牡)は1番人気の支持を集めたものの、中団から脚を伸ばしたが勝ち馬と0秒5差の4着、同4R・2歳未勝利(芝1800m)では、名牝エアグルーヴの孫娘ルージュレアリーズ(牝)の初勝利に期待がかかったが、こちらも上位と差のある4着に敗れている。

【結果】2024年11月9日(土)

競馬場 レース名 馬名 性齢 騎手 斤量 着順
東京10R 奥多摩ステークス(3歳上3勝クラス) プリモカリーナ 牝5 T.マーカンド 56.0 14着
京都5R メイクデビュー京都(2歳新馬) アスクセクシーモア 牡2 武 豊 56.0 14着
京都11R デイリー杯2歳S(2歳オープン) ランフォーヴァウ 牝2 坂井 瑠星 56.0 1着

【結果】2024年11月10日(日)

競馬場 レース名 馬名 性齢 騎手 斤量 着順
京都2R 2歳未勝利 カルテシウス 牡2 R.ムーア 56.0 5着
京都4R メイクデビュー京都(2歳新馬) フルセンド 牝2 ▲今村 聖奈 52.0 7着
福島11R 福島記念(3歳上オープン) フライライクバード せん7 西村 淳也 57.0 10着

【了】

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