【WIN5データ】8月9日の払戻金は100万円超えになる? 過去10年の7・8月データを徹底分析

今週末も、WIN5が土曜・日曜の2日間実施される。
WIN5は、JRAが指定する5レースの1着馬をすべて的中させる馬券だ。順当な決着が続けば、払戻金が数万円に収まることもある。一方で、人気薄の馬が勝利すれば数百万円に跳ね上がり、場合によっては億単位の配当が飛び出す。最高払戻金は6億円。まさに夢馬券といえるだろう。
今週のヨソクヒロバでは、「8月9日のWIN5の払戻金は100万円を超える?」という問題が出題されている。
では、夏競馬が開催される7月と8月のWIN5では、実際にどの程度の波乱が起きているのだろうか。
今回は、2016年から2025年までの10年間に実施された、7月・8月のWIN5払戻金を集計。100万円を超えた回数とその割合を検証しながら、8月9日の対象5レースで高額配当が生まれる可能性を探っていく。
※2016年から2025年は7・8月の全開催、2026年は8月2日までを対象とする。
■8月9日のWIN5対象レース
8月9日のWIN5は、以下の5レースが対象となっている。
| 順番 | 競馬場・レース | レース名 |
|---|---|---|
| 1レース目 | 新潟6R | 佐渡ステークス |
| 2レース目 | 中京6R | 浜名湖特別 |
| 3レース目 | 札幌11R | UHB賞 |
| 4レース目 | 新潟7R | レパードステークス(GⅢ) |
| 5レース目 | 中京7R | CBC賞(GⅢ) |
前半には3勝クラスの佐渡ステークス、2勝クラスの浜名湖特別が組み込まれ、後半にはオープン特別のUHB賞と、レパードステークス、CBC賞の重賞2競走が控えている。
CBC賞はハンデ重賞。能力差だけではなく斤量差も結果に影響しやすく、一筋縄ではいかないレースだ。また、レパードステークスは3歳馬によるダート重賞。各馬の力関係を見極めることが難しい時期に行われる一戦となる。
5レースすべてを上位人気馬だけで通過できるのか。それとも、どこかで伏兵が勝利するのか。では、過去の夏競馬で実施されたWIN5は、どのような結果となっているのだろうか。
ここからは、過去10年間における7月と8月のWIN5払戻金を見ていく。

■今年を含めた過去10年は、約3回に2回が100万円以上
2016年から2025年までの10年間に、2026年8月2日までの結果を加えて集計すると、7・8月に行われたWIN5は合計98回。このうち、払戻金が100万円以上となったのは65回だった。
| 集計項目 | 回数 | 割合 |
|---|---|---|
| 対象開催 | 98回 | ― |
| 100万円以上 | 65回 | 66.3% |
| 100万円未満 | 32回 | 32.7% |
| キャリーオーバー | 1回 | 1.0% |
※2016年から2025年は7・8月の全開催、2026年は8月2日までを対象。割合は小数第2位を四捨五入。
全98回を分母にすると、100万円以上となった確率は66.3%。およそ3回に2回の割合で、払戻金が100万円の大台を超えていた計算になる。なお、2020年7月19日は的中者が出ず、キャリーオーバーとなった。
2026年は8月2日までに7・8月のWIN5が10回行われ、100万円以上は4回。7月19日には2億4772万8840円の高額配当が飛び出した一方、8月2日は3万3820円に収まるなど、配当の振れ幅は非常に大きい。
途中集計の2026年を加えても、100万円以上となるケースの方が多いことが明確だ。過去の傾向からは、夏のWIN5で100万円超えは決して珍しいことではなく、むしろ“スタンダード”と考えられる。
■100万円以上の内訳は?
100万円以上となった65回の内訳を見ると、最も多かったのは100万円以上500万円未満のゾーンだった。
| 払戻金帯 | 回数 | 全98回に占める割合 |
|---|---|---|
| 10万円未満 | 5回 | 5.1% |
| 10万円以上100万円未満 | 27回 | 27.6% |
| 100万円以上500万円未満 | 38回 | 38.8% |
| 500万円以上1000万円未満 | 10回 | 10.2% |
| 1000万円以上5000万円未満 | 12回 | 12.2% |
| 5000万円以上1億円未満 | 1回 | 1.0% |
| 1億円以上 | 4回 | 4.1% |
| キャリーオーバー | 1回 | 1.0% |
最も多かったのは、100万円以上500万円未満の38回。全98回の38.8%を占めており、100万円以上となった65回のうち、半数を超える58.5%がこの価格帯に収まっている。
500万円以上1000万円未満は10回。100万円以上1000万円未満を合わせると48回となり、全98回の49.0%を占めた。夏のWIN5では、約2回に1回が100万円以上1000万円未満の範囲に収まっていたことになる。
さらに、1000万円以上5000万円未満は12回。5000万円以上1億円未満が1回、1億円以上も4回記録されている。
1000万円以上を合計すると17回で、全98回に占める割合は17.3%。およそ6回に1回の割合で、1000万円を超える高額配当が飛び出していた。
一方、100万円未満は32回。決して少なくはないものの、過去データ上は100万円以上になる確立の方が高いといえる。
■2026年を加えた平均は約1670万円
2016年から2025年までの7・8月に、2026年8月2日までの結果を加えた平均払戻金は、約1670万円となった。
ただし、WIN5の平均払戻金は、一部の超高額配当に大きく左右される。2026年7月19日には2億4772万8840円が飛び出しており、この結果も平均値を押し上げている。
一方、払戻金が発生した97回の中央値は220万7450円。平均の約1670万円とは大きな差があるものの、中央値でも100万円を大きく上回っている。
■8月だけなら100万円以上は73.3%
今回の問題は「8月9日のWIN5」が対象となるため、8月のみのデータも確認しておきたい。
2016年から2026年8月2日までに、8月のWIN5は45回行われた。このうち100万円以上となったのは33回で、確率は73.3%だった。
| 月 | 開催数 | 100万円以上 | 確率 | 平均払戻金 | 中央値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7月 | 53回 | 32回 | 60.4% | 約1385万円 | 約157万円 |
| 8月 | 45回 | 33回 | 73.3% | 約1999万円 | 約231万円 |
7月は53回中32回で、100万円以上となった割合は60.4%。一方、8月は45回中33回で73.3%となっており、8月の方が12.9ポイント高い。
平均払戻金は7月が約1385万円、8月が約1999万円。中央値も7月の約157万円に対し、8月は約231万円となっている。
2026年8月は、1日のWIN5が206万5210円、2日は3万3820円。まだ2回のみの途中集計ではあるが、100万円以上と100万円未満が1回ずつ出ている。
それでも、過去の8月全体では4回に3回近くが100万円以上。今回の「8月9日のWIN5の配当は100万円を超える?」という問題を考えるうえでは、強い後押しとなるデータだ。
ここまで長々と数字の解説をしてきたが、どこまでいっても競馬は水物。今回がどちらに転ぶのかは最後まで分からない。
果たして8月9日のWIN5は、過去の傾向通り100万円を超えるのか。対象5レースの人気や各馬の評価を見比べながら、ヨソクヒロバの問題に挑戦してみてはいかがだろうか。
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【文:競馬チャンネル編集部】
【了】




