【七夕賞・敗戦の本質】1番人気カラマティアノスは、なぜ敗れた?58キロの影響か…注目3頭を徹底考察

7月12日(日)に行われたG3・七夕賞は、2番人気のアスクナイスショーが優勝を果たした。一方で、1番人気に支持されたカラマティアノスなど、敗れた馬たちをどのように評価すべきなのか。今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の3つの観点を点数化し、検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点
アスクナイスショー
着順:1着(2番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:10
今後の伸びしろ:9
戦前から先行タイプが多いと言われていたが、その中でハナを切ったのは、近走先手を奪う競馬をしていなかったショウナンマグマ。
7歳セン馬となってなお、気性的に不安定な面のあるこの馬が主導権を握ったことで、縦長の馬群で大逃げの形となる。
その離れた2番手となったのがこの馬で、先頭の前半1000m通過が57秒8の中、5馬身ほど後ろで推定58秒5前後の通過。
大逃げの番手という実質逃げ展開の中、展開予想で書いたとおりに後続も動きにくい58秒台後半あたりのペースを刻んだ。4角手前では逃げ馬が失速し、自然流の形で先頭。
外から2着馬に一旦並ばれそうな場面はあったが、最後は突き離しての勝利。終わってみれば、2走前でマイユニバースを完封した実績からして、55キロは恵量。
脚質から展開に左右される面はあるが、スンナリ回れればもうひと段階上の相手とも十分に戦える馬である。
マイネルモーント
着順:2着(6番人気)
パフォーマンス:9
舞台適性:8
今後の伸びしろ:7
ペース次第では後方から道中動いてくる可能性も、と展開予想に書いたが、初手の位置どりは想定より前めの中団あたり。
ペースも流れていたため道中に動きはなかったが、3〜4角中間からスルスルと上がって4角では好位の外めまで浮上。
直線では、勢いそのままに勝ち馬に並びかけようとするところまではいったが、そこからもうひと伸びされての2着。
近走は善戦してもなかなか馬券圏内に入ることができていなかったが、約1年半ぶりの2着好走。
やはりこの父の産駒らしく切れ味勝負では分が悪く、年を経るごとに東京や新潟などで好走するのは難しくなってきていると考えられる。
1キロの斤量差を考えても勝ち馬とは少し差があったようには感じたが、今後も福島や中山で上がりを要する競馬になれば出番がありそう。


