
4月26日(日)に行われたマイラーズカップは、1番人気のアドマイヤズームが人気に応え優勝を果たした。一方で、2番人気を背負い5着に敗れたオフトレイルなど、他の馬の走りをどのように評価すべきなのか。今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の3つの観点から、それぞれを点数化しながら検証していく。[2/2ページ]
注目馬3頭の採点
アドマイヤテラ
着順:3着(2番人気)
パフォーマンス:7
舞台適性:10
今後の伸びしろ:9
道中のポジションは、個人的に想定していたたよりもだいぶ後ろとなる、後方4番手あたり。前の馬に苦しくなったレース展開を考えれば悪くない位置どりではあったと思うが、勝負どころで追い出されてからの反応が若干鈍い。
満を持して外へと持ち出された直線で伸びてはきたが、クロワデュノールとの差はジリジリとしか詰まらず。最後はヴェルテンベルクにも交わされ、差せず差されの形で3着となった。
大きな不利やロスはなく、概ねスムーズな競馬ができており、現時点での力は出し切っての結果に見えた。G1で勝ち切るためには、決め手の面でもうワンパンチ足りない部分もあるが、改めて長距離適性の高さは見せたレース内容。
今後の成長しだいでは、来年この舞台で悲願のG1初制覇というシナリオも見えてくる。
| 着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 後3F | 人気 | 単勝オッズ | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 7 | クロワデュノール | 牡4 | 58.0 | 北村友一 | 3:13.7 | 34.9 | 1 | 1.8 | 【栗東】斉藤崇史 | |
| 2 | 8 | 15 | ヴェルテンベルク | 牡6 | 58.0 | 松若風馬 | 3:13.7 | ハナ | 34.3 | 12 | 208.4 | 【栗東】宮本博 |
| 3 | 2 | 3 | アドマイヤテラ | 牡5 | 58.0 | 武豊 | 3:13.8 | 1/2 | 34.7 | 2 | 3.0 | 【栗東】友道康夫 |
| 4 | 3 | 4 | アクアヴァーナル | 牝5 | 56.0 | 松山弘平 | 3:13.9 | 1/2 | 35.0 | 4 | 26.4 | 【栗東】四位洋文 |
| 5 | 7 | 12 | ヘデントール | 牡5 | 58.0 | C.ルメール | 3:14.1 | 1.1/4 | 35.1 | 3 | 5.0 | 【美浦】木村哲也 |
| 6 | 6 | 11 | タガノデュード | 牡5 | 58.0 | D.レーン | 3:14.5 | 2.1/2 | 35.2 | 5 | 28.2 | 【栗東】宮徹 |
| 7 | 5 | 8 | シンエンペラー | 牡5 | 58.0 | 岩田望来 | 3:14.6 | 3/4 | 35.5 | 6 | 30.2 | 【栗東】矢作芳人 |
| 8 | 7 | 13 | ミステリーウェイ | セ8 | 58.0 | 松本大輝 | 3:14.8 | 1.1/4 | 36.5 | 8 | 64.7 | 【栗東】小林真也 |
| 9 | 1 | 1 | ヴェルミセル | 牝6 | 56.0 | 鮫島克駿 | 3:15.0 | 1.1/4 | 36.1 | 9 | 111.6 | 【栗東】吉村圭司 |
| 10 | 6 | 10 | マイネルカンパーナ | 牡6 | 58.0 | 津村明秀 | 3:15.3 | 2 | 36.6 | 10 | 143.3 | 【美浦】青木孝文 |
| 11 | 2 | 2 | サンライズソレイユ | 牡5 | 58.0 | 池添謙一 | 3:15.6 | 1.1/2 | 37.3 | 13 | 223.9 | 【栗東】矢作芳人 |
| 12 | 3 | 5 | ケイアイサンデラ | セ6 | 58.0 | 藤懸貴志 | 3:15.7 | 1/2 | 36.3 | 14 | 270.9 | 【栗東】小林真也 |
| 13 | 5 | 9 | プレシャスデイ | 牡4 | 58.0 | 吉村誠之助 | 3:16.0 | 1.3/4 | 36.6 | 15 | 308.4 | 【美浦】伊坂重信 |
| 14 | 8 | 14 | ホーエリート | 牝5 | 56.0 | 戸崎圭太 | 3:16.1 | 1/2 | 37.4 | 7 | 45.4 | 【美浦】田島俊明 |
| 15 | 4 | 6 | エヒト | 牡9 | 58.0 | 川田将雅 | 3:16.3 | 1.1/2 | 37.4 | 11 | 147.4 | 【栗東】森秀行 |
【了】
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【著者プロフィール:中西友馬】
1993(平成5)年6月18日、神奈川県横浜市生まれ。大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。


