
今週末に行われるオールカマーの舞台は、中山・芝2200m。馬券攻略を目指すうえでは、まずこのコースの傾向を把握しておくことが重要だ。そこで今回は、過去10年のデータをもとに、種牡馬・騎手・調教師の3つの視点から好走傾向を分析。レース攻略のヒントを探っていく。[3/3ページ]
過去10年のデータ分析
調教師データ
| 調教師 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 【美浦】金成貴史 | 4-3-1-27/35 | 11.4% | 20.0% | 22.9% | 138 | 58 |
| 【美浦】木村哲也 | 3-6-2-17/28 | 10.7% | 32.1% | 39.3% | 71 | 62 |
| 【美浦】加藤士津八 | 1-3-2-14/20 | 5.0% | 20.0% | 30.0% | 15 | 88 |
| 【美浦】萱野浩二 | 1-3-1-14/19 | 5.3% | 21.1% | 26.3% | 26 | 38 |
| 【栗東】矢作芳人 | 1-2-2-15/20 | 5.0% | 15.0% | 25.0% | 93 | 75 |
| 【栗東】武幸四郎 | 0-1-0-2/3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% | 0 | 46 |
| 【美浦】武藤善則 | 0-0-1-16/17 | 0.0% | 0.0% | 5.9% | 0 | 24 |
| 【栗東】藤岡健一 | 0-0-1-7/8 | 0.0% | 0.0% | 12.5% | 0 | 13 |
| 【栗東】武英智 | 0-0-1-1/2 | 0.0% | 0.0% | 50.0% | 0 | 75 |
| 【美浦】小野次郎 | 0-0-0-14/14 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
| 【美浦】千葉直人 | 0-0-0-6/6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
| 【栗東】笹田和秀 | 0-0-0-2/2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
| 【栗東】梅田智之 | 0-0-0-2/2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
※データは、勝利数トップ10までを掲載。
調教師別で最多の4勝を挙げているのは金成貴史調教師。【4-3-1-27】で単勝回収値138を記録しており、人気以上に走らせ、勝ち切る馬も送り出している。
今年はパンジャが該当する。父ゴールドシップはこのコースで勝ち切れない傾向がある一方、厩舎成績はむしろ勝ち切る数字を残している。血統面の弱点を厩舎力で補えるかがポイントになりそうだ。
木村哲也調教師は【3-6-2-17】で連対率32.1%、複勝率39.3%。今年の管理馬レガレイラは、昨年のオールカマーを戸崎騎手とのコンビで制している。
種牡馬・騎手・調教師の3項目に好材料が重なり、データ上は最も素直に評価できる一頭だろう。少なくとも3項目での不安材料はない。
そして種牡馬データでも触れた通り、エセルフリーダを管理する武藤善則調教師は【0-0-1-16】。17走して馬券圏内は1回だけで、単勝回収値0、複勝回収値24にとどまる。
父キタサンブラックは優秀でも、厩舎成績を見ると評価は一筋縄ではいかない。鞍上の武藤雅騎手もコースで【1-0-1-22】。単勝回収値235という数字は魅力的だが、24走でたった1勝だけという点は注意ポイントだ。
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【文:福本典明 】
【了】



