
今週末に行われる新潟記念の舞台は、新潟芝2000m。馬券攻略を目指すうえでは、まずこのコースの傾向を把握しておくことが重要だ。そこで今回は、過去10年のデータをもとに、種牡馬・騎手・調教師の3つの視点から好走傾向を分析。レース攻略のヒントを探っていく。[3/3ページ]
過去10年のデータ分析
調教師データ
| 順位 | 調教師 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 友道康夫 | 6-6-3-21/36 | 16.7% | 33.3% | 41.7% | 114 | 108 |
| 2 | 中内田充正 | 3-2-0-5/10 | 30.0% | 50.0% | 50.0% | 244 | 113 |
| 3 | 尾関知人 | 2-1-2-10/15 | 13.3% | 20.0% | 33.3% | 543 | 118 |
| 4 | 木村哲也 | 2-1-2-10/15 | 13.3% | 20.0% | 33.3% | 61 | 54 |
| 5 | 牧光二 | 2-1-1-8/12 | 16.7% | 25.0% | 33.3% | 270 | 94 |
| 6 | 武井亮 | 1-2-1-5/9 | 11.1% | 33.3% | 44.4% | 17 | 65 |
| 7 | 梅田智之 | 1-1-0-8/10 | 10.0% | 20.0% | 20.0% | 35 | 118 |
| 8 | 中竹和也 | 0-0-1-9/10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% | 0 | 40 |
| 9 | 宮田敬介 | 0-0-0-9/9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
| 10 | 辻哲英 | 0-0-0-3/3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
※データは、勝利数トップ10までを掲載。
調教師別で最も目立つのは中内田充正調教師だ。【3-2-0-5】で勝率30.0%、連対率と複勝率はいずれも50.0%。単勝回収率244、複勝回収率113と回収率も申し分ない。
今年の管理馬はダノンシーマ。川田将雅騎手の好成績にも該当しており、種牡馬データの不安を騎手・厩舎の数字がどこまで打ち消すかがポイントになりそう。
最多の6勝を挙げている友道康夫調教師も、単勝回収率114、複勝回収率108と双方で100を超えている。
ジュンブロッサムは騎手データでも複勝回収率の高い石川裕紀人騎手に該当。勝ち切るイメージまでは持ちにくいものの、複数のデータが着内を後押ししているだけに、相手には加えておきたい。
回収率で強烈なのは尾関知人調教師。15戦2勝とサンプル数は限られるが、単勝回収率543、複勝回収率118を記録している。
今年はドゥレッツァが出走予定。59キロを背負う点は簡単ではなく、長期休養明けに馬自身の不振も手伝って人気は落としそう。しかし、鞍上はこの夏好調の田辺裕信騎手。このコースを得意とする厩舎の管理馬として、見直す余地は十分にあるだろう。
一方、過去9走はすべて着外の宮田敬介調教師は今年、ステレンボッシュとゾロアストロの2頭を送り込む。どちらも血統、騎手の項目では好材料を持っているだけに、この厩舎データをどう判断するかは悩ましい。
特にゾロアストロはモーリス産駒の数字が非常に優秀で、プラスとマイナスがはっきり分かれる、「ほこたて」の一頭となった。人気とオッズを見ながら、最終的な評価を決めたいところだ。
【関連記事】
・【登録馬】新潟記念
・【キーンランドカップ2026・敗戦の本質】1番人気パンジャタワーは、なぜ敗れたのか…注目3頭を考察
【文:福本典明 】
【了】



