
国内で唯一、直線コースで行われる重賞として、毎年大きな注目を集めるアイビスサマーダッシュ。舞台となる新潟競馬場の芝1000メートルは、一見シンプルながら、枠順や進路取り、仕掛けのタイミングを巡って騎手同士の駆け引きが繰り広げられる、奥深いコースだ。今回は、新潟・芝1000mにおける過去10年のデータをもとに、好成績を残している種牡馬・騎手・調教師を分析。馬券的中につながるヒントを探る。[3/3ページ]
※データは、過去10年の新潟・芝1000mにおける全レースを対象に集計しています。
過去10年のデータ分析
調教師データ
| 順位 | 調教師 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 菊沢隆徳 | 8-4-3-18/33 | 24.2% | 36.4% | 45.5% | 268 | 140 |
| 2 | 佐藤吉勝 | 6-3-5-44/58 | 10.3% | 15.5% | 24.1% | 112 | 95 |
| 3 | 森秀行 | 5-4-1-32/42 | 11.9% | 21.4% | 23.8% | 45 | 41 |
| 4 | 牧浦充徳 | 5-2-6-40/53 | 9.4% | 13.2% | 24.5% | 36 | 63 |
| 5 | 中舘英二 | 5-0-3-13/21 | 23.8% | 23.8% | 38.1% | 262 | 108 |
このコースで最多となる8勝を挙げているのが、菊沢一樹騎手の父・菊沢隆徳調教師だ。勝率24.2%、複勝率45.5%に加え、単勝回収値268、複勝回収値140と、成績・回収値の両面で高水準を記録している。
父子そろって新潟直線1000mを得意としているとなれば、このコンビには当然注目が集まる。今年、その条件に該当するのがエコロレジーナだ。菊沢一樹騎手とのコンビでこの舞台を勝った実績もあり、データ面からは有力候補の一頭と評価できる。
エコロレジーナは、若干出遅れ癖を持つ馬ではあるが、もし外枠に入って好スタートを決めるようなら一層面白い。
また、カウスリップを管理する中舘英二調教師も、各項目で優秀な数値を記録している。エコロレジーナと違い、おそらく低人気が想定される。これまで取り上げてきた好相性データにも合致するため、配当妙味込みで今回は積極的に狙ってみる価値がありそうだ。
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【文:福本典明 】
【了】



