
新潟競馬場で行われる重賞の中で、2番目に長い歴史を持つ関屋記念。舞台となる芝1600メートルは、ワンターンのシンプルなコースで、最後の直線が約650メートルにも及ぶ。長い直線での末脚勝負になりやすく、高い瞬発力が求められる。今回は、小倉・芝2000mにおける過去10年のデータをもとに、好成績を残している種牡馬・騎手・調教師を分析。馬券的中につながるヒントを探る。[3/3ページ]
※データは、過去10年の新潟・芝1600mにおける全レースを対象に集計しています。
過去10年のデータ分析
調教師データ
| 順位 | 調教師 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 木村哲也 | 13- 4- 6-33/56 | 23.2% | 30.4% | 41.1% | 123 | 88 |
| 2 | 矢作芳人 | 6- 4- 4-33/47 | 12.8% | 21.3% | 29.8% | 43 | 73 |
| 3 | 藤原英昭 | 4- 6- 2-31/43 | 9.3% | 23.3% | 27.9% | 36 | 58 |
| 4 | 須貝尚介 | 4- 2- 2-17/25 | 16.0% | 24.0% | 32.0% | 94 | 88 |
| 5 | 杉山晴紀 | 4- 1- 2-17/24 | 16.7% | 20.8% | 29.2% | 88 | 55 |
調教師別成績で最多の13勝を挙げているのは木村哲也調教師。勝率23.2%、複勝率41.1%に加え、単勝回収値も123と優秀な数字を残している。関屋記念でも過去10年で2勝を挙げており、新潟・芝1600メートルへの信頼は厚い。
今年の関屋記念の出走予定馬では、アンパドゥとサンダーストラックが該当する。前述の種牡馬データでも好条件に当てはまったサンダーストラックはもちろん注目だが、中心視したいのはアンパドゥだ。
同馬は昨夏、1年以上の長期休養を経た復帰戦として新潟・芝1600メートルに出走。ブランクを感じさせない走りで快勝し、上がり3ハロン32秒4という鋭い末脚を披露した。重賞の舞台でも、その高いコース適性を発揮できるか注目したい。
木村調教師に次ぐ6勝を挙げているのは矢作芳人調教師。ただし、単勝回収値は43にとどまっている。3位の藤原英昭調教師も4勝を挙げているものの、単勝回収値は36と決して高いとは言えない。
一方、藤原調教師と同じ4勝を挙げている須貝尚介調教師と杉山晴紀調教師は、単勝回収値がそれぞれ94、88と比較的高水準だ。関屋記念に出走予定のブエナオンダ、エルトンバローズ、クランフォードは、人気次第では馬券に加える余地がありそうだ。
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【文:福本典明 】
【了】



