
2026年2月7日、JRA所属のシュトラウス(美浦・武井亮厩舎)が、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビに遠征し、リステッド競走「アブダビゴールドカップ」を制した。リステッドながら、本競走の1着賞金60万ドル(約9600万円)と高い水準。かつてのサウジカップなどのように、近い未来に重賞格付けが行われるであろう本レースの勝利は素晴らしい快挙と言えるだろう。今回競馬チャンネル取材班は、そんなアブダビGCの開催された「アブダビ競馬場」へ取材を敢行。今後多くの日本人が訪れることになるであろうアブダビ競馬場の詳細情報をお届けする。[1/3ページ]
競馬場内の様子

競馬場の歴史は長いものの、2023年に大規模改修が行われたアブダビ競馬場。場内の設備は新しいものばかりだ。
市内に牧場、トレーニングセンターなどがほかにないこともあり、アブダビにおける馬関連の出来事は、東京ドーム17個分の敷地面積を誇るアブダビ競馬場内で行われることがほとんどだ。
この日も、明朝にはコース内で調教が行われていたほか、場内では大規模な乗馬大会も開催されていた。日本で例えると、競馬場+馬事公苑の設備を有するのが、この競馬場の特徴と言えるだろう。



また、場内にはゴルフの打ちっぱなし、ゴルフコースなども設置されている。
スタンド側のパドックの傍を通り過ぎると、競馬場併設の厩舎が。今回取材班は特別に、つい一週間前までシュトラウスが滞在していた厩舎を案内してもらった。

アブダビの競馬について
ドバイとは異なり、アブダビで実施される競馬の大半は純血アラブ馬限定の競走。特に12月に実施される「UAE大統領杯」は、アブダビの中でも最大級のレースとして位置づけられている。
シュトラウスが制覇したアブダビGCは今回が第一回の開催。このようなサラブレッド種の競走についても、今後は純血アラブ競走と併存しつつ、拡大を目指していくとのこと。いずれは前述の大統領杯と並ぶ立ち位置の競走に、成長させていきたいようだ。


