9位 ブロードストリート(2億3,024万9,000円)
性別:牝馬
戦績:26戦4勝 [4-5-1-16]
主な勝ち鞍:09年ローズS(G2)
9位にランクインしたブロードストリートは、2歳の12月から6歳春までの間で2億3000万円を超える賞金を稼いだ。26戦を消化し、うち21戦が牝馬限定戦のものだった。
ポンポンとデビュー2連勝を飾り1400万円の賞金をゲットすると、チューリップ賞こそ4着に敗れ桜花賞へは進めなかったが、忘れな草賞で2着、続くスイートピーSを勝ってオークスへと駒を進め、4着に好走した。この間4800万円ほどの賞金を加算して迎えた秋初戦のローズSで重賞初制覇。次走の秋華賞でも2着に入り、9000万円余りの賞金獲得に成功する。
8戦すべてで賞金加算に成功したものの、3歳最後のレースとなったエリザベス女王杯では6着に敗れた。それでも3歳時は1億4522万円の獲得賞金を果たすことになる。
4歳時は、阪神牝馬Sで4着、G1のヴィクトリアマイルでも5着に入線し、計1700万円を獲得。後半のシーズンも、アンドロメダS(OP)で3着、年末の愛知杯も2着で締めて、この年は3800万円強の賞金を獲得した。
5歳時はマーメイドSと愛知杯でそれぞれ2着に好走するなど9戦して3600万円をゲットするも、現役最後の年となる6歳時の2012年は小倉大賞典で5着に入り400万円を得たが、最終戦となった中山牝馬Sでは唯一の重賞勝ちとなったローズSと同じ得意の芝1800m戦で7着に敗退。この年は2戦のみの出走に留まったものの、約3年3か月に渡る競走生活を無事に走り抜き、繁殖入りした。