【キズナ産駒5選】GⅠ馬から愛され続けた名脇役まで…父の名を高めた5頭を紹介

2024年、産駒の年間獲得賞金が42億円を超え、自身初のリーディングサイアーに輝いたキズナ。祖父サンデーサイレンス、父ディープインパクトに続き、日本競馬史上初となる父仔3代でのリーディングサイアー獲得という快挙を成し遂げた。今回は、そんなキズナの産駒から、特に印象深い5頭を紹介する。[1/5ページ]
①ジャスティンミラノ

初年度産駒のアカイイトや2世代目のソングラインなど、牝馬の活躍が目立ったキズナ産駒。そんな中、牡馬として初めてG1タイトルを父にもたらしたのがジャスティンミラノだ。しかも、その勝利はキズナ産駒初のクラシック制覇という快挙でもあった。
ジャスティンミラノは、キズナ産駒の中でも有力馬がそろう2021年生まれの第5世代。その中でも、一番最初に頭角を現したのがこの馬だった。新馬戦でのちの天皇賞(春)勝ち馬ヘデントールに勝利すると、続く出世レースの共同通信杯では2歳王者のジャンタルマンタルに快勝。
そして2戦2勝で挑んだ皐月賞では、牝馬のレガレイラに1番人気こそ譲ったが、好位から抜け出し、コスモキュランダの追撃を抑えて勝利。父キズナは弥生賞で5着に敗れて皐月賞の舞台に立つことは叶わなかったが、その父の無念を晴らすような勝利で、父にクラシック初制覇をもたらした。
となると次の目標は、ダービーでの父子制覇。母マーゴットディドが千直のG1勝ち馬だったこともあり、距離延長には若干の不安こそあったが、当日はもちろん父同様に1番人気の支持を受けた。しかし、皐月賞出走取消で今回が初対戦となったダノンデサイルに敗れて2着。デビューからの連勝も3でストップした。
さらに、秋初戦の天皇賞(秋)に向けて調整中に屈腱炎を発症し、電撃引退。あまりに短すぎる現役生活となってしまった。
ダノンデサイルやレガレイラ、ジャンタルマンタルなどのその後の活躍を見ても、古馬となってからの走りも見てみたかったところ。種牡馬として、産駒に夢の続きを追いかけてもらいたいものである。


