【関屋記念・敗戦の本質】2番人気ダノンセンチュリーは、なぜ敗れたのか…注目3頭を徹底考察

7月26日(日)に行われたG3・関屋記念は、1番人気のアンパドゥが優勝を果たした。一方で、2番人気に支持されたダノンセンチュリーなど、敗れた馬たちをどのように評価すべきなのか。今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の3つの観点を点数化し、検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点
アンパドゥ
着順:1着(1番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:10
今後の伸びしろ:10
五分のスタートからスッと後方へと下げ、道中は後方3番手あたりを追走。不良馬場でペースを読むのも難しいところはあったが、勝ち時計から考えると平均〜やや速め。
そのわりに馬群は一団のまま進み、直線でもこの馬は内にこだわって、外には目もくれない進路取りでスルスルと浮上。気付いたら逃げ馬の直後にいて、その逃げ馬も並ぶ間もなく内から交わして先頭。最後は後続に5馬身の差をつける圧勝劇となった。
1番人気の馬にテン乗りで乗っていながら、迷いのないイン突きを繰り出した岩田望来騎手の騎乗も素晴らしかったが、能力の違いをまざまざと見せつけるような走り。これまでキャリア全レースを良馬場で走ってきて4勝を挙げている馬であり、勝因が不良馬場だけでないことは、誰が見ても明らかである。
クランフォード
着順:2着(8番人気)
パフォーマンス:8
舞台適性:6
今後の伸びしろ:7
好スタートから迷いなくハナへ。外からメタルスピードが競りかけてきてペースが上がってしまったのは誤算だったが、道中は気分良く走れているように見えた。
ただ直線では、外から並びかけてきたファーヴェントだけでなく、内からアンパドゥが伸びてきてサンドイッチされる形。逃げ馬に取ってはかなりイヤな形となったが、勝ち馬に突き離されてからもしぶとく粘り、ファーヴェントを差し返し気味に2着を確保した。
前半絡まれたことでペースを落としきれなかったことを考えれば、決して前の組に有利な展開ではなかった。
実際にこの馬のラップタイムは、推定で前後半2秒5ほどは落ちており、その中で最後まで踏ん張って賞金を加算できたのは、大きな収穫。ベストは1400mなのかもしれないが、マイルでも十分重賞レベルに達しているところを見せた。


