2026オークス・パワーランキング【第5位】フローラS大健闘で出走権獲得!3戦目での戴冠を狙う…

今年も牝馬三冠の第二戦・オークスが東京競馬場で行われる。今回は、出走予定馬を6つの指標で点数化し、「オークス・パワーランキング」を作成。上位5頭を順に紹介していく。さらに、記事の最後にはトップ10のランキング一覧も掲載する。今回は第5位。
※ポイントが同じ場合、獲得賞金が高い馬を上位とする。

第5位 エンネ(45ポイント)
実績:6
適性:8
ローテ:8
血統:8
騎手:9
厩舎:6
パワーランキング5位は、45ポイントを獲得したエンネ。
前走のフローラステークスでは、ゴール前で2番手へと浮上し、滑り込みでオークスへの優先出走権を獲得。
その前走が重賞初出走ということで、実績面では見劣る面があって6点評価となったが、なにせデビューしたのが3月14日。まだデビューから2ヶ月強しか経っておらず、キャリアはわずか2戦。一戦ごとの上積みという面では、メンバー随一のものがある。
適性面は、前走で2000mを経験して好走したというのが、距離適性の面で好評価。同じく東京へのコース適性を測ることができ、さらには遠征も経験できた点でも、前走の価値は非常に大きい。勝ち馬ラフターラインズには及ばずとも、8点評価を獲得した。
ローテに関しては、過去5年で2頭の勝ち馬を輩出しているフローラステークス組。昨年のカムニャックは連勝だったが、5年前の勝ち馬ユーバーレーベンは、フローラステークス3着からの巻き返しでの樫戴冠。前走2着のこの馬にも、十分チャンスはある。
そして血統面は、父がキズナ、母がルパン2という血統。母は米国産馬で現役時代は未勝利だが、半兄のファントムシーフとディスペランツァは重賞勝ち馬。
ともに3歳の早い時期に重賞を制した馬であり、特にファントムシーフは、東京コースで行われた共同通信杯を勝利。皐月賞でも1番人気に推されたほどの素質馬であり、良血と言って差し支えない血統の馬である。
騎手に関しては、デビュー戦の3歳未勝利以来、2度目のコンビとなる坂井瑠星騎手とのコンビが復活。昨年は海外での騎乗が増えて、日本での騎乗数を確保するのが難しくなる中でも、110勝を挙げて全国リーディングトップ5を死守。
自身JRA・G1初制覇となったスタニングローズや、昨年のチャンピオンズカップを制したダブルハートボンドなど、牝馬と好相性というイメージも強いジョッキーである。
そして厩舎は、栗東の吉岡辰弥厩舎に所属。昨年の勝ち鞍こそ29勝と若干数字を落としたが、カヴァレリッツォが朝日杯フューチュリティステークスを勝利。
一昨年の宝塚記念をブローザホーンで制したのに続いて、2年連続のJRA・G1制覇。勝ち鞍以上に大舞台での活躍が印象深い厩舎である。
【了】
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【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。



