【桜花賞・敗戦の本質】なぜドリームコアは完敗したのか?スターアニスとの致命的な違い(動画あり)

4月12日(日)に行われた桜花賞は、1番人気のスターアニスが優勝を果たした。一方で、2番人気を背負い9着に敗れたドリームコアをはじめ、有力馬の走りをどのように評価すべきなのか。そこで今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の三つの観点から、それぞれを点数化しながら検証していく。[1/3ページ]
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注目馬3頭の採点
スターアニス
着順:1着(1番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:10
今後の伸びしろ:9
好スタートを決めて、前走とほとんど同じような中団外めのポジションを確保。
ペースとしては、ハナ候補リリージョワが外枠発走となるアクシデントにより主導権を握れず、阪神ジュベナイルフィリーズより若干緩めの流れ。
道中口を割る場面も見られ、4角では外から他馬にかぶされる形にもなったが、直線で進路を確保してからは、ほぼ持ったままで先頭へと並びかける。追い出されると後続をグングンと突き離し、最後は手綱を緩める余裕を見せながら2馬身半差の快勝。
阪神ジュベナイルフィリーズと比較した時計面でも、前半800m通過が0秒4遅かったにも関わらず、勝ち時計は1秒1速かった。馬体重的にはほぼ同じだったものの、キッチリと成長した姿で1冠目を奪取した。
次走はオークスなのかNHKマイルカップなのか明言はされていないが、個人的にはオークスで見てみたい。1200mデビューから見ても将来的な適性はそこにないだろうが、能力の違いで圧倒するシーンは十分に考えられる。
ジッピーチューン
着順:3着(12番人気)
パフォーマンス:8
舞台適性:6
今後の伸びしろ:7
外枠発走のアクシデントとなったリリージョワのポジションも予想できなかったが、前走のクイーンカップでは先行していたこの馬が後方2番手というのも想定外。それでも鞍上の北村友一騎手は直線で外ではなく内を選択。決してスムーズに前が開いたわけではなかったが、進路を見つけながら馬群をさばいていき、最後はゴール前で3着まで浮上した。
前走のクイーンカップでも11番人気で2着と伏兵評価を覆したが、今回も12番人気で3着。初の関西遠征で馬体をさらに減らし、デビュー以来最低馬体重となった中でも、前走がフロックではないところを見せた。この馬も、次にどこへと進むかは難しいところ。
オークスへの優先出走権を手にしたとはいえ、この馬も1400mデビュー。距離をこなす産駒もいるとはいえ、父ロードカナロアという点も陣営を悩ませそうだ。


