【金鯱賞・敗戦の本質】春のG1戦線を占う重要なヒント!なぜ1番人気クイーンズウォークは敗れたのか?

3月15日(日)に行われた金鯱賞では、8番人気のシェイクユアハートが優勝を果たした。一方で、1番人気ながら敗れたクイーンズウォークなどの走りをどのように評価するべきなのか。そこで今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の三つの観点から、それぞれを点数化しながら検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点
シェイクユアハート
着順:1着(8番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:8
今後の伸びしろ:8
ペースは予想通りに落ち着いたが、この馬の道中のポジションは、こちらが想定していたよりは後ろ目となる中団後方寄り。
先行勢有利な展開にも思われたが、直線で馬群の外へと持ち出されると、1頭違う伸びを見せて前を猛追。粘るジョバンニを、測ったようにゴール前でハナ差捕らえて勝利した。
意外な印象もあるかもしれないが、この馬なかなかの切れ者。消耗戦よりもスローの瞬発力勝負のほうが合うタイプで、確固たる逃げ馬不在のレース展開も向いた。それにしてもレース上がりを1秒6上回る末脚は強烈で、完全に一皮剥けた印象。
ジョバンニ
着順:2着(6番人気)
パフォーマンス:9
舞台適性:7
今後の伸びしろ:10
前走とは段違いの出脚を見せ、1コーナーは先頭で回る意外な展開。その後、ホウオウビスケッツにハナを譲るも、こちらの想定よりかなり前での競馬。
ペースも落ち着いた中で完璧な立ち回りを見せたが、ただ1頭伸びてきたシェイクユアハートにゴール前で屈しての2着惜敗。
やはりこの馬は、切れ味勝負では分が悪いタイプ。この日乗れていた松山騎手の好判断で上手く立ち回って僅差に持ち込んだが、本質的には不向きな流れであった。それでも見せ場のなかった前走から立て直して、世代上位の力は改めて見せる結果となった。


