オカルトデータ研究室! 東京大賞典編「過去14年の勝ち馬は全て、馬名に「ー」を含んでいる」
「今年最後のG1と言えば有馬記念?」
「いやいや、ホープフルSがあるでしょ!」
これはどちらも間違いで、国内で行われる今年最後のG1は、12月29日に行われる東京大賞典。今年も中央・地方ダート界のトップホースが大井競馬場に集結する。ひと昔前まで、日本のダート馬が外国馬、特にアメリカのダート馬と互角にやり合うなど考えられなかったが、今年の東京大賞典には海外重賞勝ち馬が3頭も出走。誇張なしに世界的に注目されるレースとなった。
そんなわけで、オカルトデータも今年最後のG1に参戦。終わり良ければ全て良しということで、最後ビシッと当てて2025年を迎えたいものである。それでは早速、東京大賞典のオカルトデータを紹介する。
①過去14年の勝ち馬は全て、馬名に「ー」を含んでいる
1つ目のオカルトデータは、勝ち馬の馬名に関するもの。過去14年の勝ち馬は全て、馬名に「ー」を含んでいた。連覇の多い東京大賞典とはいえ、14年も続いているデータは見逃せない。今年の出走馬の中で、馬名に「ー」を含んでいる馬は4頭。いきなり半分以下に絞れてしまった。
②過去4年の勝ち馬の年齢は、5歳→6歳→5歳→6歳
2つ目のオカルトデータは、勝ち馬の年齢に関するもの。ここ2年はウシュバテソーロが連覇し、その前はオメガパフュームが4連覇を達成。それによってイメージが薄れているが、ここ4年で考えれば5歳馬と6歳馬が交互に勝利中。昨年はウシュバテソーロが6歳で勝利しているので、順番通りなら今年は5歳馬が勝利する番。1つ目をクリアした4頭の中で、5歳馬は1頭だけ。2つ目のオカルトデータにして、早くも1頭に絞れてしまった。
ということで最後まで残ったのは、5歳馬のウィルソンテソ「ー」ロ。同厩舎、同馬主の先輩ウシュバテソーロの3連覇を阻止し、新王者誕生なるか。
それでは今年最後の、「信じるも信じないもあなた次第」ということで。
【了】
(文●中西友馬)
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