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オカルトデータ研究室! 阪神JF編「過去3年の勝ち馬は全て、〇〇での出走経験あり」

text by 中西友馬

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 先週のチャンピオンズCは、単勝1番人気のレモンポップが逃げ切り勝ち。2着にウィルソンテソーロ、3着にドゥラエレーデが入り、なんと昨年のチャンピオンズCと1〜3着が全く同じという結果となった。1着のレモンポップ(1番人気)と3着のドゥラエレーデ(9番人気)は昨年と同じ人気順ながら、昨年12番人気だった2着のウィルソンテソーロが今年は2番人気。今年の3連単の配当は、昨年の100分の1以下であった。

 そしてこのコーナーで推奨したドゥラエレーデは3着。9番人気3着なので大健闘と言えるのだが、やはりこのコーナーは勝ち馬を見つけてなんぼがコンセプト。なんとか今年中にひとつ当てておきたい。それにしても、ドゥラエレーデのムーア騎手の騎乗は惚れ惚れするものであった。

 ということで、今週は阪神ジュベナイルフィリーズが行われる。他のレースと比較して情報量の少ない2歳戦。こんな時こそ、オカルトデータの出番と言えるのではないだろうか。ちなみに、そんな情報量が少ない中でも、真面目に考察した記事も既にアップ済み。このオカルトデータとの温度差を、ぜひ楽しんでいただきたい。

 それでは、阪神ジュベナイルフィリーズのオカルトデータを紹介する。

①過去6年の勝ち馬は全て、1〜3月生まれ

 1つ目のオカルトデータは、勝ち馬の生年月日に関するもの。もはやオカルトではない気もするが、2歳G1ということで、やはり早生まれの馬が活躍傾向にあり、6年連続で1〜3月生まれの馬が勝利している。

 今年の出走馬の中で、1〜3月生まれの馬は12頭。やはり早くから活躍している馬たちだけあって、多くの馬が該当した。ただ、1番人気が予想されるブラウンラチェットは4月生まれ、レース史上初の海外からの参戦となるメイデイレディは5月生まれで脱落。波乱の幕開けとなった。

②過去9年の勝ち馬は全て、馬名の文字数が奇数

 2つ目のオカルトデータは、毎度お馴染みとなっている、勝ち馬の文字数に関するもの。今回は文字数が奇数の馬が連勝中なのだが、その数なんと9年連続。今年も継続なら、大台(?)の10年連続となる。1〜3月生まれの12頭のうち、馬名が奇数なのは7頭。まだまだ候補が絞れてこない。

③過去3年の勝ち馬は全て、新潟での出走経験あり

 最後のオカルトデータは、勝ち馬のローテーションに関するもの。過去3年の勝ち馬は全て、新潟競馬場での出走経験がある馬であった。たった3年という感じもするが、主要4場ではない新潟競馬場で出走経験がある馬というのは、案外多くない。その馬たちが3年連続で勝利しているというのは、十分データとして信頼度のあるものと判断した。

 現に今年の出走馬の中で、新潟競馬場での出走経験があるのは5頭のみ。その中で、1つ目と2つ目のデータをクリアしているのは1頭のみ。ついに推奨馬を1頭に絞ることに成功した。

 ということで、2月生まれで馬名が5文字、新潟の新馬戦を勝利している馬はミストレス。前走で敗れたブラウンラチェットにリベンジを誓うこの馬に、オカルトデータの連敗ストップを託すこととなった。

 それでは今週も、「信じるも信じないもあなた次第」ということで。

【了】

(文●中西友馬)

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