
今週末の10月4日(日)、京都競馬場でG2・京都大賞典が行われる。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。最後には、採点の一覧表を掲載する。[2/3ページ]
有力馬の前走評価②
■ヘデントール
開催日:2026年5月3日
レース:京都・天皇賞(春)(芝3200m)
着順:5着
着順としてはアクアヴァーナルとひとつしか違わないのだが、こちらは中団追走から勝負どころの進みがひと息。
後ろから伸びてきたアドマイヤテラやヴェルテンベルクに抵抗することもできず、流れ込んだだけであまり見せ場のない5着に感じた。
昨年と比較して追われてからの反応にズブさが出ており、まだまだ本調子には戻ってきていない印象を受ける。
さらには前走から800mの距離短縮もあり、反応の鈍さがさらに顕著に出てきてしまう心配がある。
■ミクニインスパイア
開催日:2026年6月14日
レース:阪神・宝塚記念(芝2200m)
着順:12着
稍重までしか経験はなかったが、道悪を苦にするタイプではなく、むしろレース直前の雨はこの馬にとって追い風にも感じられた。
ただ、レースでは中団追走からポジションを上げることができず、前からは大きく離された12着に大敗。
もちろん宝塚記念と比較すればかなり戦いやすいメンバー構成にはなっているが、これまでの勝ち鞍は4勝のうち3勝が中山で、残り1勝は洋芝の函館。
今回は開幕週の京都コースであり、アジャストできるかは疑問が残る。


