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2026年ナッソーSを制したダイヤモンドネックレス【Getty Images】
2026年ナッソーSを制したダイヤモンドネックレス【Getty Images】

今週末の10月4日 (日) 、フランスのパリロンシャン競馬場でG1・凱旋門賞が行われる。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。最後には、採点の一覧表も掲載する。[3/4ページ]

有力馬の前走評価②

■モルティーズクロス

開催日:2026年8月23日
レース:ヨーク・グレートヴォルティジュールステークス(芝2370m)
着順:1着

 好スタートを決めるもスッと控えて、6頭立ての4番手あたりを追走。

 直線に入ると、少頭数ながら横に広がった追い比べとなるが、この馬は馬群の外めでただ1頭楽な手ごたえ。

 追い出されてからは手ごたえほどの弾け方ではなかったものの、ラチ沿いで粘る2着馬をねじ伏せるようにしての勝利。

 ここまでキャリア7戦の戦績は【5-2-0-0】。馬場状態やコースを問わず、常に安定した力を発揮できる点は、この馬の大きな強みとなっている。

■サンダリングオン

開催日:2026年9月13日
レース:カラ・ブランドフォードステークス(芝2000m)
着順:1着

 英オークスとのダブル制覇に期待がかかった愛オークスを当日に出走取消。

 立て直して仕切り直しとなった一戦だが、後方追走で迎えた直線では他馬が既に追っている中、1頭だけ馬群の大外で鞍上のムーア騎手は持ったまま。

 余裕を持って追い出されると、内に切れ込みながら前を行く各馬をごぼう抜きしての勝利。

 凱旋門賞を前に復活の勝利を挙げ、一躍有力馬の1頭に返り咲いた。もちろん相手関係があるのは大前提として、勝ち方のインパクトとしては抜けたものがあった。

■ダイヤモンドネックレス

開催日:2026年8月23日
レース:ドーヴィル・ジャン&ルイロマネ賞(芝2000m)
着順:2着

 道中は中団前あたりの外めを追走。いつでも抜け出せる位置をキープしたまま直線へと向かい、満を持して追い出したように見えた。

 ただ、馬群の中でジッと脚を溜めていたアヴァンチュールが内から伸びて抜け出すと、それを捕らえることができずに2着。デビューからの連勝は6でストップした。

 1番人気を背負っていたぶん外々を回るのは仕方ないとしても、仏1000ギニーの勝ち方が素晴らしかっただけに、距離の壁は感じたレースぶり。2400mでパフォーマンスを上げることは考えにくい。

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