
今週末、中山競馬場でG2・セントライト記念が開催される。本記事では、開催を目前に控えた、各有力馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から整理し、分析する。各項目は【1〜10】のスコアで評価し、有力馬を一覧表で比較することで、それぞれの強みと不安要素を明確にしていく。[3/3ページ]
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各馬の評価②
ゴーイントゥスカイ
前走:9
血統:6
騎手:8
後方からの競馬となったが、内に入れることはせずに馬の力を信じるような競馬。外をスムーズに伸びて上がり3F最速をマークしており、世代トップクラスの馬であることは間違いない。
血統面は、父がコントレイル、母がゴーイントゥザウィンドウという血統。母は現役時代に目立った活躍はなく、兄弟にも重賞馬は不在。ダート兼用の血筋であるが、レースでは切れ味抜群。
騎手に関しては、前走の東京優駿に引き続き、3度目の騎乗となる武豊騎手の手綱。今年はここまで56勝を挙げて全国リーディング12位につけており、8点評価となっている。
サノノグレーター
前走:10
血統:8
騎手:6
中団後ろを追走すると、4角では10頭ぶんほど外を回す大味な競馬ながら、直線突き抜けてのレコード勝利。高速馬場で明らかに前有利の中、ただ1頭役者の違う走りを見せた。
血統面は、父がグレーターロンドン、母がメメクザリアーナという血統。母は現役時代未出走であるが、その母ピエナビーナスはクイーンステークスを制した重賞馬である。
騎手に関しては、前走のラジオNIKKEI賞に引き続き、4度目の騎乗となる田辺騎手の手綱。今年はここまで30勝を挙げて全国リーディング29位につけており、6点評価となっている。
バステール
前走:8
血統:9
騎手:10
アオり気味のスタート+発馬後の接触で最後方からの競馬となったが、向正面で一気に巻き返すと、直線でも粘り込んでの3着。もちろん川田騎手の好騎乗もあったが、父譲りのしぶとさとスタミナを見た。
血統面は、父がキタサンブラック、母がマンビアという血統。母は仏の芝G3勝ち馬であり、兄弟も重賞勝ち馬こそいないが勝ち上がり率は高く、堅実な印象を受ける血筋。
騎手に関しては、前走の東京優駿に引き続き、4度目の騎乗となる川田騎手の手綱。今年はここまで74勝を挙げて全国リーディング7位につけており、10点評価となっている。
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【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
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