【キーンランドカップ2026】過去10年の前走データを分析!好走率が高いローテーションは?
text by 福本典明

G1馬のパンジャタワー、ウインカーネリアンを筆頭に、今年のキーンランドカップには、さまざまなローテーションから臨む実力馬が顔をそろえた。果たして、好走につながる臨戦過程はどのローテーションなのか。今回は、過去10年の前走レース別データをもとに、好成績を収めているローテーションを検証していく。[1/2ページ]
■キーンランドカップの前走別成績
| 前走レース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 函館スプリントS | 3-2-2-27/34 | 8.8% | 14.7% | 20.6% | 30 | 34 |
| UHB賞 | 0-1-0-13/14 | 0.0% | 7.1% | 7.1% | 0 | 42 |
| 青函S(ハンデ) | 0-1-0-2/3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% | 0 | 83 |
| 葵S | 0-1-0-1/2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% | 0 | 120 |
| 北九州記念 | 0-1-0-0/1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% | 0 | 510 |
| 青函S | 0-0-1-4/5 | 0.0% | 0.0% | 20.0% | 0 | 58 |
| 高松宮記念 | 0-0-1-4/5 | 0.0% | 0.0% | 20.0% | 0 | 68 |
| 安田記念 | 0-0-0-2/2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
※前走データは、今年の出走馬が前走として臨んだレースのみを対象とする。
■過去10年で最も好走馬を送り出している前哨戦は?
今年の転戦過程に関するデータで最も注目するべきなのが、函館スプリントステークス組以外から勝ち馬が出ていないという点だろう。
広い範囲で見れば、UHB賞や葵ステークスからも優勝馬は誕生している。ただし、これらのレースから勝利した馬はいずれも現行条件でのものではなく、ハンデ戦や新設重賞として行われていた時期のものだ。
そのため厳密にデータから導き出す場合は除外となり、過去10年の勝ち馬は同じ北海道シリーズの函館スプリントSから転戦してきた馬のみとなる。
このローテーションを使って勝利したのは2018年のナックビーナス、2019年のダノンスマッシュ、2024年のサトノレーヴ。ただダノンスマッシュは前走除外からの出走だったため、実質的な好走例はナックビーナスとサトノレーヴのみといえる。
この2頭はいずれも前走3着以内。さらに驚くことに、キーンランドCで馬券圏内に入った馬まで対象を広げても、函館スプリントS組の好走馬はすべて「前走3着以内」という共通項でくくることができる。
4着以下は18頭が出走してすべて着外であった。この時点で、データ的に買えるのは前走2着だったエーティーマクフィだけとなる。
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