
今週末、新潟競馬場でGⅢ・レパードステークスが開催される。本記事では、開催を目前に控えた、各有力馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から整理し、分析する。各項目は【1〜10】のスコアで評価し、有力馬を一覧表で比較することで、それぞれの強みと不安要素を明確にしていく。[3/3ページ]
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各馬の評価②
パイロマンサー
前走:7
血統:6
騎手:10
アオり気味のスタートだったが、すぐに巻き返して中団の外めを確保。3角手前から促して上がっていき、4角手前では3番手まで浮上するも、上位2頭との差は詰まらない形での3着までとなった。
血統面は、父がパイロ、母がセントリフュージという血統。母は現役時代JRA未勝利馬であり、その母トリプルピルエットは船橋で1勝。兄姉や叔父叔母に目立った活躍馬は見られない。
騎手に関しては、2走前の全日本2歳優駿以来、3度目の騎乗となる岩田望来騎手の手綱。今年はここまで87勝を挙げて全国リーディング2位につけており、10点評価となっている。
マクリール
前走:8
血統:7
騎手:8
スタートの出はあまり良くなかったが、ニの脚で好位の外めを確保。直線入り口での手ごたえほどは弾けなかったが、外から馬が来るとエンジンが再点火してもうひと伸び。まだ本気で走っている感じはしない勝ち方。
血統面は、父がロードカナロア、母がアイリッシュシーという血統。母は現役時代目立った活躍はなかったが、その母ファイアリリーはアイルランドで重賞3勝を挙げ、G1でも2着2回という活躍を見せた。
騎手に関しては、今回が初騎乗となる戸崎騎手の手綱。今年はここまで56勝を挙げて全国リーディング9位につけており、8点評価となっている。
メルカントゥール
前走:8
血統:9
騎手:9
スタートひと息も、促すことなく好位のポジションを確保。残り200mで勢いよく先頭に立った瞬間は勝ったかと思われたが、勝ち馬の強襲にあっての2着。ペースを考えれば勝ち馬が一枚上手も、後続は4馬身突き離した。
血統面は、父がルヴァンスレーヴ、母がセラドンという血統。母は重賞での活躍こそなかったが、米国産馬でダート短距離で3勝を挙げた馬。兄弟には重賞4勝のコパノキッキングがおり、母系はかな
りのスピードタイプ。
騎手に関しては、2走前の3歳1勝クラス以来、3度目の騎乗となる坂井瑠星騎手の手綱。今年はここまで66勝を挙げて全国リーディング5位につけており、9点評価となっている。
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【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
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