HOME » 予想情報 » 【小倉記念2026・前走評価】有力5頭を採点!前走内容から浮上した“買える馬”は? » ページ 3
2026年金鯱賞を制したシェイクユアハート(緑帽)、2着ジョバンニ(赤帽)
2026年金鯱賞・2着ジョバンニ(赤帽)

今週末の7月19日(日)、小倉競馬場でG3・小倉記念が行われる。夏の小倉を彩る伝統の一戦だ。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。[3/3ページ]

有力馬の前走評価②

■ジョバンニ

開催日:2026年4月26日
レース:シャティン・クイーンエリザベス2世カップ(芝2000m)
着順:5着

 大外枠から果敢に前へと上がっていき、逃げ馬の直後となる2番手外を確保。レースは1000m通過が推定63秒台というスローペースで進み、直線を迎えるまでどの馬も手ごたえには余裕がある形。

 直線の前半部分でロマンチックウォリアーに交わされると、その後もバテたわけではないがキレ負けする形で後退しての5着。

 やはりペースが緩かったことによって、この馬の苦手な瞬発力勝負となってしまったことが敗因。ただ、戦ったメンバーを考えれば、5着という結果は悲観する内容ではない。

■ジーティーアダマン

開催日:2026年5月24日
レース:京都・都大路ステークス(芝1800m)
着順:3着

 前で飛ばす3頭を見ながら、離れた4番手を追走。絶好のポジションに見えたが、4角の進みが悪く、一旦6〜7番手に下がってしまう。

 後ろにいたはずのガイアメンテが抜け出してから脚を使って伸びるも、ゴール前でチェルビアットにも交わされての3着。

 前走で条件戦を勝ったばかりということを考えれば、レコード決着の3着は悲観する内容ではないかもしれない。ただ、あの反応の悪さが常に出てしまうようなら、小回りコースの小倉では致命傷になりかねない。

■タガノアビー

開催日:2026年5月23日
レース:京都・シドニートロフィー(芝2000m)
着順:1着

 外枠だったこともあり、ポジションが取れずに道中は後方4番手を追走。直線は外へと持ち出さずに馬群の中へと突っ込み、狭くなる場面がありながらも進路を見つけると鋭く伸びての差し切り勝ち。

 前後半のペースは60秒3-59秒1という先行馬に有利の後傾ラップながら、上がり3F33秒6の末脚でまとめて面倒を見た。

 ただこの馬は上がりの速い展開に強いタイプというわけではなく、初勝利時はレース上がり36秒6というレース展開にも対応。ベストは3勝を挙げている京都コースかもしれないが、小倉でも脚を使えるタイプ。

【了】

【関連記事】
【小倉記念2026・馬体診断】有力馬3頭を100点満点で評価!最も状態が良いのは?

【小倉記念2026・能力分析】実績・適性・騎手を10段階で比較! 唯一のS評価を獲得した馬とは?

【函館2歳S・能力分析】実績・適性・騎手を10段階で比較! 総合S評価を獲得した馬とは?

“爆買い”したのは誰? 1歳馬部門で最も資金を投じた購買者トップ3【セレクトセール2026】

【セレクトセール2026】最高額は4億2000万円! 1歳市場で3億円超えとなった超良血7頭を紹介

【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。

1 2 3